首都圏を中心に展開している不動産会社、「オープンハウス」。
都内・関東で戸建て住宅を建てようとお考えの方なら聞いたことがあると思います。
最近では社長の言動が話題になることもありましたが、実際オープンハウスの注文住宅はどのような評判なのでしょうか?
この記事では、ハウスメーカーを検討しているあなたに、オープンハウスの特徴や評判、メリット・デメリットをご紹介します。
- オープンハウスは主に首都圏の物件を扱う不動産会社
- オープンハウスは1500万円前後で家を建てられるローコストメーカー
- 安いかわりに断熱性能が物足りないという評判も
目次
オープンハウスとは
会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
所在地 | 千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング12F |
設立年月 | 1997年(平成9年) 9月 |
従業員数(連結) | 4,435名(2023年3月末) |
資本金 | 201億163万円 |
代表 | 荒井正昭 |
売上高(連結) | 2022年9月期 9,526億円 2021年9月期 8,105億円 |
オープンハウスは首都圏に強いハウスメーカー
オープンハウスは、東京や神奈川、埼玉など首都圏を中心に展開している総合不動産会社。
現在では首都圏以外にも名古屋・大阪・兵庫・福岡で店舗を構えています。
オープンハウスは土地の仕入れも行っており、自社で調達した土地に自社の建物を建てる建売住宅事業に力を入れています。
首都圏に強いオープンハウス独自のノウハウを活かし、顧客に寄り添った提案ができるため、「21年度全国No.1ホームビルダー大全集」にて様々なエリアで地域ビルダーNo.1を獲得しています。
オープンハウス・ディベロップメントとオープンハウス・アーキテクトの違い
オープンハウスには複数のグループ会社があります。
その中でも主に
①オープンハウス
②オープンハウス・ディベロップメント
③オープンハウス・アーキテクト
の3社が主要な関連会社になってきます。
「オープンハウス」では、土地の売買をメインとした不動産事業を展開しています。
「オープンハウス・ディベロップメント」では、新築一戸建てや新築マンションの販売を行っています。
「オープンハウス・アーキテクト」では、注文住宅の建設・設計・施工を手掛けています。
このように自社グループで一貫して土地仕入れから住宅販売までを行っているため、高品質な住宅を低価格で実現できるのです。
オープンハウスの評判・口コミ
ここからは、実際にオープンハウスを利用したことのある人の評判や口コミを見ていきましょう。
家という大きな買い物ですので、実際の利用者の意見を参考にしてみてくださいね。
オープンハウスの良い評判・口コミ
「この土地に建てるとしたら、オープンハウスで×××万円くらいです」と言われていたんですよね。
で、それを聞いてタマホームに行って担当者と会話した際、オープンハウスの話をしたら、タマより400万安いって言われたんです。(Twitter)
コロナが収束したら担当者を家に呼んでパーティーするつもりです!(Twitter)
オープンハウスの標準装備でも十分快適に過ごすことはできますので、20代の方々からも大きな支持を得ています。
オープンハウスの悪い評判・口コミ
それもお客のニーズを全く理解しようとしないところが一番の問題だと思います。例えば,年収600万程度の人には4000万円の物件で考えましょう!の一言だけです。
また,珍しく電話がかかってきたと思ったら,以前に伝えたニーズやこちらの思いを
全く解さない物件情報のみでした。(マンションコミュニティ)
初めての客なのかと思ってたら4年目であんまり歳変わらなくて草だわ。
いい土地だったから契約したけど既に後悔。ね、オープンハウスさん^^; ちゃんと教育してね^^;(Twitter)
オープンハウスは体育会系のような会社という評判も多く、営業マンの押しの強さに引いてしまう人もいますよね。
家という大きな買い物ですので、しっかりと自分の意思で契約まで進めましょう。
オープンハウスの特徴
オープンハウスの特徴を見ていきましょう。
工法や耐震性能、耐熱性能など基本的な部分を解説していきます。
オープンハウスの工法
オープンハウスは、梁と柱を組み合わせる「木造軸組み工法」で家を建てています。
一番大事な部分である梁や柱には「エンジニアリング・ウッド」という木材を標準使用しており、これにより木材の変形を抑えたり強度を均一に保つことができています。
さらに、木造軸組み工法に面材耐力壁を合わせることで、壁の強度を高め、地震に強い家づくりを実現しています。
オープンハウスの耐震性
日本に家を建てるなら、地震に強い家にしたいですよね。
先述の通り、オープンハウスが採用している「木造軸組み工法」+耐力壁の工法は、地震エネルギーを均等に分散させることができるので、地震に強い工法と言われています。
また、「ホールダウン金物」という金物を使って木材同士を接合しており、接合部分の強度が高まることで地震に強い設計になっています。
さらに、オープンハウスではオプションで制震装置を追加することもできます。
より耐震性を高めたい方は、制震装置オプションも追加すると良いでしょう。
オープンハウスの断熱性
オープンハウスでは、建物全体で高性能グラスウールを標準装備しており、さらにその上から石膏ボードとクロスを貼っています。
ただ、オープンハウスの断熱性は正直物足りないという声が多いのが事実です。
これは、他のハウスメーカーがグラスウール12Kやグラスウール18Kなどを標準装備としているのに対し、オープンハウスはグラスウール10Kを採用しているからです。
これはグラスウールの密度を表すもので、オープンハウスが使用しているグラスウールは他社と比べてスカスカということです。
断熱性は家を建てる時の重要なポイントですので、予算に余裕のある方はアップグレードを検討しても良いでしょう。
オープンハウスで注文住宅を建てるメリット
ここからは、オープンハウスで家を建てるメリットを4つご紹介します。
- 地盤保証システムがしっかりしている
- ローコストで住宅住宅を建てられる
- 首都圏の土地仕入れが強い
- 資金計画やローンについて専門家に相談できる
オープンハウスのメリット1:地盤保証システムがしっかりしている
オープンハウスでは、施工前に地盤調査をおこないます。
公正な調査結果を出せるよう、第三者に地盤解析を依頼しています。
調査の結果地盤が軟弱だった場合、表層改良・柱状改良・銅管坑工法などで補強工事や地盤改良工事も行ってくれるので安心ですね。
また、万一の場合は最高5,000万円、最長20年間の保証も受けることができます。
オープンハウスのメリット2:ローコストで注文住宅を建てられる
実はオープンハウスはローコスト住宅としても有名です。
最低限の標準装備であれば、1,000万円〜1,500万円程度で家が建ってしまうのです。
注文住宅の相場が2,000万円〜3,000万円と言われているので、他社と比較してもオープンハウスはローコスト住宅と言えるでしょう。
首都圏の一軒家を低価格で建てられることから、20代の若い世代のオーナーさんも多いようです。
オープンハウスのメリット3:首都圏の土地仕入れが強い
オープンハウスは主に首都圏で事業を展開しており、首都圏での不動産事業に大きな強みを持っています。
自社グループで土地の仕入れから注文住宅の販売、仲介、建築までを一貫して行っており、オープンハウス限定の不動産を所有していることもあります。
首都圏で一軒家を所有したい方であれば、オープンハウスは優先的に検討するべきでしょう。
オープンハウスのメリット4:資金計画やローンについて専門家に相談できる
おそらくマイホームの購入を検討しているほとんどの方は、資金繰りやローン計画について不安を持っているでしょう。
オープンハウスではそのような方々を対象に、個別FP相談会を実施しており、FPの視点でさまざまなアドバイスを受けることができます。
人生に1度の大きな買い物ですので、資金計画やライフプランニングはしっかりと事前に考えておきましょう。
オープンハウスで注文住宅を建てるデメリット・注意点
次に、オープンハウスのデメリットを3つご紹介します。
メリット・デメリットをしっかり吟味した上でオープンハウスを検討するようにしましょう。
- 坪単価は少し高め
- 断熱性のうは不安が残る
- アフターサービスや保証内容は不安
オープンハウスのデメリット1:坪単価は少し高め
オープンハウスはローコスト住宅ですが、坪単価に直すとそこまで安いというわけではありません。
これは、オープンハウスが首都圏の立地を仕入れており、必然的に床面積は狭くなってしまうからです。
基本的にオープンハウスの注文住宅は狭小の2〜3階建てのものが多く、狭い面積で効率よく居住空間を作り上げています。
オープンハウスのデメリット2:断熱性能は不安が残る
先ほどもご紹介しましたが、オープンハウスの断熱材は他社製品と比べて低性能のものを使っており、断熱性能は劣るようです。
断熱材のコストカットをすることで低価格を実現しているのでしょう。
そもそもオープンハウス自体、寒冷地域で事業を展開していないので標準装備で十分ではありますが、もし予算に余裕があればアップグレードを検討しても良いでしょう。
オープンハウスのデメリット3:アフターサービスや保証内容には不安が残る
オープンハウスではもちろんアフターサービスや長期保証が付いてきます。
しかし、10年保証と2回の定期点検のみとなっており、法律で決まっている最低限の内容しか用意されていません。
最低でも数十年は住むことを考えると、10年の保証では正直短いと言えます。
オープンハウスを検討するときに一番のネックポイントがこの保証内容でしょう。
ローコストのハウスメーカーでも保証内容が充実したメーカーは他にもあります。
オープンハウスで注文住宅を建てる時の費用
では、オープンハウスで家を建てる時の費用は実際いくらくらいなのでしょうか?
結論、最低1,200万円から1,500万円が目安となってきます。
注文住宅の相場は数千万円ですので、オープンハウスは十分ローコストですね。
また、コロナ禍でテレワークが普及したことから、郊外の一戸建てを990万円(税別)で販売しています。
オープンハウスで注文住宅を建てる流れ
実際にオープンハウスに注文住宅を依頼してからは、以下のような流れで進んでいきます。
STEP1:家探しをスタート
オープンハウスのWeb会員に登録することで、2500件以上の会員限定物件の情報を見ることができます。
まずはWeb上で気になる家を探してみましょう。
STEP2:オープンハウスの店舗へ行く
気になる家をいくつかピックアップしたら、実際にオープンハウスの店舗へ行ってみましょう。
一人一人にしっかりと担当がついてくれるので、気になることがあればきちんと教えてくれます。
また、気になる物件がなくても、条件を伝えることで担当の方があなたに合った物件候補を探してくれます。
STEP3:実際に物件を見に行く
担当スタッフから提案を受けた土地や一戸建ての中に気になるものがあれば、担当と一緒に見学することができます。
もちろん、気になる物件は全て見学することができるので、遠慮なく担当スタッフに伝えましょう。
STEP4:資金・ローンのシミュレーション
実際に見学して気になった物件を見つけることができたら、次は資金のシミュレーションを行います。
オープンハウスの店舗にて、営業マンが過去のデータを基に算出してくれます。
ローン計画や資金繰り、頭金などについて相談しましょう。
STEP5:売買契約・ローン契約
購入する物件が決まったら、実際に売買契約を結びます。
本契約と同時に、住宅ローンの手続きも行います。
STEP6:決済・引き渡し
申し込んだ住宅ローンの審査が無事に通過すれば、決済が完了します。
決済まで無事に終了した時点で、土地や家の引き渡しとなります。
無料の家づくり計画書おすすめ2選
- HOME4U「家づくりのとびら」
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それぞれの家づくり計画書について、詳しく解説していきます。
HOME4U「家づくりのとびら」
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HOME4U「家づくりのとびら」の口コミ
何度利用しても無料で、親身になって相談に乗ってくれた
アドバイザーの説明が丁寧で分かりやすかった引用:HOME4U公式
商号 | 株式会社NTTデータ・スマートソーシング |
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設立 | 2013年(平成25年)7月 |
所在地 | 〒135-8677 東京都江東区豊洲3-3-9 豊洲センタービルアネックス4F |
電話番号 | 03-3532-5430 0120-793-507(HOME4U家づくりのとびら) |
事業内容 | 情報処理および情報提供サービス設備の設計、施工、保守、運用管理 |
資本金 | 1億円 |
LIFULL HOME’S
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LIFULL HOME’Sの口コミ
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商号 | 株式会社 LIFULL |
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代表者 | 代表取締役社長 井上 高志 |
所在地 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町1-4-4F |
本社電話 | 0120-736-053(住宅購入無料相談) 0120-975-534(家探し・家づくり無料相談) |
受付時間 | 10:00~19:00 |
サービス内容 | 住宅購入、家づくりに関する窓口相談 注文住宅メーカー、工務店のカタログ請求 土地の購入 中古住宅、建売住宅の購入 マンションの購入 賃貸情報の掲載 不動産売却、投資 引っ越し業者見積もり、予約 |
オープンハウスの評判|まとめ
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