0800-808-7000は国民年金保険料に関する案内！出た方がいい？無視するとどうなる？

このような悩みや疑問を持つ方に、おすすめです。

「0800-808-7000」からの着信は、年金機構から委任されたバックスグループからの電話です。

「0800-808-7000」からの着信があるということは、未納分の国民年金保険料があるということです。

株式会社バックスグループは民間企業であるため、日本年金機構が空いていない休日や夜間でも電話がかかってくる場合があります。

この記事では、「0800-808-7000」からの着信に出た方がいいのか、連絡を無視し続けるとどうなるのか、支払えない時の対処法などについて詳しく解説します。

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「0800-808-7000」の着信は株式会社バックスグループから

「0800-808-7000」からの着信は、株式会社バックスグループからです。

バックスグループは主に国民年金保険料に関するさまざまな業務を請け負っています。

日本年金機構と提携を組んでおり、国民年金保険料の未払いや延滞がある人に対して、電話をかけて納付を催促します。

「0800-808-7000」からの着信がある場合、国民年金保険料の未払いや延滞がある可能性が高いので、真摯に対応するのが良いでしょう。

「なぜ知らない会社が私の電話番号を知っているの？」と疑問に感じている方もいると思います。

バックスグループは日本年金機構からの業務委託により、提携を組んでいます。

「0800」はフリーダイヤル

ケータイ電話番号は「080」「090」「070」などで始まります。

「0800-808-7000」の着信は、「080」から始まる個人番号からの電話だと勘違いしてしまうこともあるでしょう。

注目すべき点は「080」ではなく「0800」という点です。

4桁目が0である場合、フリーダイヤルからの番号です。

フリーダイヤルと聞くと「0120」を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、「0800」もフリーダイヤルの番号ということを覚えておきましょう。

「0800-808-7000」からの着信はしつこい

大前提として、「0800-808-7000」からの着信は国民年金保険料の未払いや延滞がある方に電話をかけています。

そのため、基本的には電話に出るか未払いや延滞がある国民年金保険料を支払わない限りはしつこく電話がかかってきます。

何度もしつこく知らない番号から電話がかかってくると、恐怖を感じてしまう方もいるでしょう。

もしも電話に出れなかったとしても、折り返してきちんと対応することが大事です。

折り返して未払いや延滞がある国民年金保険料を支払う意志を見せれば、しつこく電話がかかってくることはありません。

「また電話がかかってくるのではないか」と考え続けるのは精神的にも良くないので、まずは一度電話に出て対応するようにしましょう。

電話に出たとしても、すぐに未払いや滞納の保険料を支払えというわけではありません。

「何時までに支払える」ということを伝えれば、基本的にはその期限まで待ってくれます。

また、未払いや滞納期間の保険料を必ず一度に支払えというわけではなく、まずは1ヶ月分の保険料など、払えるものから払えば良いので、安心してください。

「0800-808-7000」からの着信にはタイムラグがある

未払いや滞納の保険料を支払った後でも、「0800-808-7000」から着信が届くこともあります。

その理由は、日本年金機構から提供された情報を元にバックスグループが電話をかけているからです。

いつまでの情報を提供しているかは分かりませんが、数日、数週間前に未払いや滞納していた保険料を支払ったとしても、まだ情報が共有できていない場合もあります。

タイミングによっては滞納している期間はないのに、滞納している扱いになっている場合もあります。

そのため、未払いや滞納している保険料がある可能性があるなら、一度最寄りの年金事務所に確認を取るようにしてください。

「0800-808-7000」からの着信を無視しても怖い人が自宅にすることはない

そもそも、「0800-808-7000」からの着信を無視するのは良くないです。

無視したからといって、「0800-808-7000」からの着信を無視しても怖い人が取り立てにきたり、破滅的な結果になることはありません。

知らない番号からの電話に出たくないという方も多いでしょう。

この記事を読んで「0800-808-7000」からの着信が日本年金機構から委託されているバックスグループからの電話であることが分かったと思います。

電話に出なくても、「0800-808-7000」からの電話に対応せずに年金事務所での対応でも問題ありません。

ネット上には不安を煽るような投稿がたくさんありますが、年金事務所に連絡をしてきちんと保険料を支払う旨を伝えれば問題ありません。

「0800-808-7000」の着信の理由は国民年金保険料の支払いの督促

「0800-808-7000」からの着信は、たとえ仕事中だろうが休みだろうが外出中であろうがしつこく電話がかかってきます。

また、保険料の免責申請をしているのにも関わらず、電話がかかってくるケースもあります。

この場合、しっかり電話に出て事情を説明すれば、相手も納得してくれます。

一番やってはいけないのが、「0800-808-7000」からの着信を無視し続けることです。

ただし、「0800-808-7000」からの電話が国民年金保険料の未払いや延滞が原因であると分かっているなら、「0800-808-7000」からの電話に必ず出なければいけないわけではありません。

近くの年金事務所に直接出向いたり電話で相談して、保険料を支払えない事情やいつまでに払えるかを説明すれば問題ありません。

細かい対応は結局のところ年金事務所を通して行われるため、バックスグループを介さずに直接年金事務所に問い合わせをして確認するのも良いでしょう。

「0800-808-7000」からの着信を放置するとどうなる？

ここからは、「0800-808-7000」からの着信を放置するとどうなるのかについて解説します。

しつこく電話がかかってくる

「0800-808-7000」からの着信は、一度だけでなく何度でもかかってきます。

「0800-808-7000」からの着信は、国民年金保険料の未払いや滞納による案内や督促です。

つまり、未払いや滞納の保険料がある場合、しつこく電話がかかってきます。

場合によっては、1日に何度も電話がかかってくるので、それだけでストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。

国民年金保険料の未払いや滞納がなくなれば、「0800-808-7000」からの着信も無くなります。

無視し続けていると何度も電話がかかってきて、長期間に渡りストレスが溜まってしまうので、払えるなら早めに払っておくようにしましょう。

将来受け取る年金が減る

「0800-808-7000」からの電話を無視し続けて、未納や滞納の国民年金保険料をそのままにしておくと、将来受け取る老齢基礎年金が少なくなります。

老齢基礎年金は、年金保険料を支払った月数によって金額が決まります。

そのため、未納期間が長くなるほど将来受け取る年金も少なくなるということです。

これらをきちんと把握することは難しいですが、毎年誕生月に送付される「ねんきん定期便」を確認すると、今の払込実績に応じた年金額の目安を把握できます。

50歳以上の方であれば、現在の加入状態が続いた場合の年金の見込み額が記載されています。

年金額は、40年（480ヵ月）加入で満額795,000円（令和5年給付額）です。

満額に満たない場合には加入期間に応じて決まる仕組みです。

遺族年金や障害年金がもらえなくなる

「0800-808-7000」からの電話を無視し続けていると、遺族年金や障害年金がもらえないこともあります。

遺族年金や障害年金は、もしもの時に受け取れる年金です。

もしもの時の年金が受け取れないとなると、今以上に困ってしまうこともあるでしょう。

例えば、初診日または死亡日の月の前々月までの1年間に保険料の未納がある場合は、障害基礎年金や遺族基礎年金が支給されません。

また、納付済み期間が加入期間の3分の2に満たない場合遺族基礎年金は受け取れません。

そのため、保険料の未払いや滞納には十分注意する必要があります。

遺族基礎年金・障害基礎年金は老齢基礎年金とは違い、支払った保険料によって決まる市区j三です。

そのため、受給要件を満たした方しかもらえません。

口座を差し押さえられる

「0800-808-7000」からの電話を無視し続け、国民年金保険料を滞納すると財産を差し押さえられる可能性があります。

銀行口座や給与が差し押さえられると、生活に支障をきたすだけでなく家族にも迷惑をかけてしまうでしょう。

すぐに口座を差し押さえられるわけではないですが、無視し続けると最悪の事態にもなりかねませんので、注意してください。

「0800-808-7000」の電話を無視して差し押さえになる流れ

ここからは、「0800-808-7000」からの電話を無視して差し押さえになる流れを紹介します。

STEP①:電話やハガキで督促が来る

まずは、電話やハガキにて、国民年金保険料の未納や延滞があることの連絡が届きます。

この時点では、「保険料の未納期間があるので払ってください」という簡単な案内です。

「0800-808-7000」から電話がかかってきたということは、まずはこの段階であることを把握しましょう。

何もない状態で「0800-808-7000」から電話がかかってくることはありません。

今すぐ未納や延滞の保険料を払えないとしても、きちんと対応することが大事です。

STEP②:特別催告状が届く

催促の連絡を無視し続けていると、自宅に特別催促状が届きます。

特別催促状は、数回に渡り送付されます。

特別催促状には、未納やある期間や金額が案内されているので、期限内に納付するようにしてください。

特別催促状と一緒に納付書が同封されているのであれば、払えるものから払うのが理想です。

この時点では年金事務所も役所も優しく対応してくれます。

今の状況をきちんと話せば、分割払いや猶予申請にも対応してくれます。

STEP③:最終催促状が届く

数回にわたり送られてくる特別催促状の案内も無視し続けると、最終催促状が届きます。

催促状の中でも、最終督促状は本当に最後の警告です。

督促状の内容は特別催促状とほとんど変わらないですが、最終督促状を無視すると最悪の事態になる可能性が高くなるので、可能であればここで未納や滞納分の保険料を全て支払うべきです。

STEP④:督促状が届く

最終催促状が届いても何も対応せずに無視している場合、督促状が届きます。

督促状には、年金事務所が指定する期限が記載されています。

この期限内に支払えば良いですが、納付できない場合は「延滞金」も課せられてしまうので、注意してください。

未納・延滞の保険料にプラスして、延滞料と無駄なお金を支払わなければいけなくなります。

STEP⑤:差押予告通知書が届く

督促状も無視し続けると、最後に差押予告通知書が届きます。

差押予告通知書には、「このままだと差し押さえしますよ」というような内容が記載されています。

これが本当の最後のチャンスです。

差押予告通知書の連絡を無視し続けていると、本当に財産を差し押さえられてしまいます。

STEP⑥:財産の差し押さえ執行

差押予告通知書に記載された期限内に納付をしなければ、差し押さえが実行されます。

差押予告通知書の期限を過ぎた場合、いつでも差し押さえができる状態になります。

そのため、あっという間に差し押さえになってしまう可能性が高いので、注意してください。

「0800-808-7000」から電話がきたら未納分の保険料を納める

国民年金保険料の支払いは、国民の義務です。

決して避けられるものではありません。

「0800-808-7000」からの電話を無視し続ければ、未納や延滞分の保険料を支払わずに済むこともありません。

お金に余裕がない方ほど、「どうしたら払わずに済むか」と考えがちですが、「0800-808-7000」から電話がきたら「どうやって保険料を払うか」を考えるようにしてください。

問題を先送りにしても、何も解決には至りません。

逆に未納額や延滞金が膨らんで、将来受け取れる年金の受給額もどんどん減っていきます。

年を取った後に「あの時きちんと払っておけばよかった」と後悔しないように、今できることを考え、きちんと行動に移すことが大事です。

そのため、「0800-808-7000」から電話がかかってきたら、まずは最寄りの年金事務所や役所の年金窓口で支払いや猶予に関する相談をするようにしましょう。

「0800-808-7000」から連絡がきても国民年金保険料を払えない時の対処法

国民年金保険料を支払うのは義務ですが、どうしても支払えない場合もあるでしょう。

保険料の免除や猶予申請をする

国民年金保険料を払えない時は、保険料の免除や猶予申請をしましょう。

収入が少なかったり、安定していなかったりなどの事情がある場合、国民年金保険料の支払いを免除または猶予してもらうことができます。

保険料の免除や猶予を受ける制度は次の通りです。

保険料免除制度

保険料免除制度は、本人・世帯主・配偶者の前年所得が一定額以下である場合、または失業した場合に申請できる免除制度です。

保険料の免除が承認された場合、全額・4分の3・半額・4分の1の4種類の中から免除内容が選定され、保険料が免除になります。

保険料免除・納付猶予の承認基準（所得の基準）は、以下の通りです。

保険料免除・納付猶予の承認基準（所得の基準）

	所得の基準
全額免除	前年所得が以下の計算式で計算した金額の範囲内であること ※（扶養親族等の数+1）×35万円+32万円
4分の3免除	前年所得が以下の計算式で計算した金額の範囲内であること ※88万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等
半額免除	前年所得が以下の計算式で計算した金額の範囲内であること ※128万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等
4分の1免除	前年所得が以下の計算式で計算した金額の範囲内であること ※168万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等

出典：日本年金機構｜国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度

保険料納付猶予制度

保険料納付猶予制度とは、20歳～50歳未満の方で本人・配偶者の前年所得が一定額以下の場合に申請ができ、申請が承認されると保険料の納付が猶予になる制度です。

所得の条件は、保険料免除制度と同じです。

納付猶予の期間は、老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金を受け取るために必要な受給資格期間にカウントされますが、後から追納しないと老齢基礎年金額の受給額が増えることはありません。

失業等による特例免除

失業等による特例免除は、失業した場合も申請することで保険料の納付が免除となったり、保険料の納付が猶予になる場合があります。

尚、雇用保険の被保険者であった会社員と、廃業もしくは事業の停止届出をしている自営業者等では、必要書類が異なるので、事前に確認しておきましょう。

学生納付特例制度

学生納付特例制度は、学生が申請することで保険料の納付が猶予される制度です。

学生納付特例制度は、将来の年金受給権の確保ができるだけでなく、万が一の事故などによる障害を負った時の障害基礎年金の受給資格を確保することも可能です。

対象者は、で、「所得基準128万円+扶養親族等の数×38万円+社会保険料控除等」の学生です。

配偶者からの暴力による特例免除制度

配偶者からの暴力による特例免除制度とは、配偶者からの暴力を受け、避難している方配偶者の所得に関わらず、本人の前年所得が一定額以下であれば本人からの申請により、国民年金保険料全額または一部が免除になる特例です。

なお、世帯主が申請する場合は所得審査の対象となる場合もあるので、注意してください。

詳しくは、お近くの年金事務所まで問い合わせてください。

産前産後期間の免除制度

産前産後期間の免除制度は、出産予定日または出産日が属する月の前月から4カ月間の国民年金保険料が免除になる制度です。

多胎妊娠の場合は、出産予定日または出産日が属する月の3カ月前から6カ月間の国民年金保険料が免除されます。

産前産後期間の免除制度は、「保険料が免除された期間」も保険料を納付したものとして老齢基礎年金の受給額に反映されます。

出産予定日の6カ月前から届出できるので、お早目に届出を済ませるのがおすすめです。

なお、出産後でも届出は可能です。

カードローンでお金を借りる

保険料の免除や猶予申請をしても保険料が払えずにいるなら、一時的にカードローンでお金を借りるのもありです。

借金を借金で返すという意味のないことにも見えますが、カードローンならまとまったお金を借りることができるので、未払いや延滞分の保険料数か月分を一気に支払えるでしょう。

カードローンで借りたお金は、契約後に毎月数千円程度の返済をすればいいので、負担も少ないです。

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単発バイトなどでお金を稼ぐ

どうしてもお金が足りずに保険料が支払えないなら、単発バイトでお金を稼ぐ方法もありです。

単発バイトの中には、1日で1万円以上稼げるバイトもあります。

国民年金保険料の金額 国民年金保険料の金額は、1カ月あたり16,520円です（令和5年度）。

つまり、1ヶ月分の保険料であれば1日～2日働けば保険料を払えます。

「0800-808-7000」まとめ

この記事では、「0800-808-7000」からの着信に出た方がいいのか、連絡を無視し続けるとどうなるのか、国民年金保険料が支払えない時の対処法などについて詳しく解説してきました。

「0800-808-7000」から着信があるということは、国民年金保険料の未払いや延滞があるということです。

既に支払っていたり免除申請をしているなら良いですが、どちらもしていないならそのままにしておく危険性は高いです。

連絡を無視し続けると最悪の場合財産を差し押さえられてしまいます。

未払いや延滞の保険料を把握しているなら良いですが、心当たりがないなら一度最寄りの年金事務所に確認してみてください。

急な支払いで資金難になってしまう場合は、初回の利息が30日間0円のアコムなどの消費者金融での融資もおすすめです。

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