米国でビットコイン先物ETFが上場した2021年10月、初めての上場ということで投資家の間で大きな注目を集めました。
そして、2024年1月11日にビットコイン現物ETFが米SECに承認されました。
この承認をきっかけに、2024年3月にはビットコインの価格が過去最高値を更新するなど仮想通貨マーケットは大きな影響を受けています。
しかし、『ビットコインETF』についてよく知らないという方も、まだ多いのではないでしょうか?
本記事では、ビットコインETFについて詳しく知りたい方に向けてわかりやすく解説していきます。
- ビットコインETFとは?
- ビットコインETFは日本で買える?買い方を解説
- ビットコイン取引におすすめな仮想通貨取引所ランキング
- ビットコインETFのメリット
- ビットコインETFのデメリット
- ビットコインETFの将来性は?今後の見通し
- ビットコインETFに関してよくある質問
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ビットコインETFとは?
ビットコインETFの「ETF」とは、「Exchange Traded Funds」の略語です。
日本では「上場投資信託」といいます。
投資信託の一種ですが、一般投資信託とは異なる点があります。
それは一般投資信託が非上場なのに対して、ETFは上場しているという点です。
- 「Exchange Traded Funds」の略語
- 日本では「上場投資信託」のことを言う
- 一般投資信託は非上場だが、ETFは上場している
では、非上場投資信託と上場投資信託ではどのような違いがあるのでしょうか。
以下の表にまとめてみましょう。
一般投資信託 | ETF | |
---|---|---|
取得できる時間 | いつでも取得可能 | 証券取引所の取引時間の最中 |
取得価格 | 基準価額(1日1回算出されるが、当日は金額は公表されない) | リアルタイムで変動 |
取得できる場所 | 証券会社や銀行、郵便局など | 証券会社 |
取得方法 | 証券会社や銀行、郵便局などの窓口で購入 | 証券会社を通じて証券取引所で(株式と同じ)購入 |
取得時の手数料 | 1.0~3.0%程度 | 0.1~0.5%程度 |
信託報酬 | 0.1~3.0%程度 | 0.06~0.3%程度 |
信託報酬とは、投資信託の運用・管理において掛かる費用のこと
一般投資信託とETFの「どちらが優れているのか」については、一概には言えません。
ただ、ETFには次のようなメリットがあるとされています。
- リアルタイムで1日に何度でも取引できる
- 成行注文と指値注文ができる
- 分散投資が簡単にできる
- 売買と保有のコストが安い
まず、一般投資信託の場合は、取引は1日1回と定められていますが、ETFでは証券取引所が開いている時間内なら、何度でも取引可能です。
成行注文と指値注文ができるのもメリットだと言えるでしょう。
値段を指定しなくても、値段と口数を指定してもどちらでも購入できます。
一般投資信託の場合、申し込みから確定まで少し時間を要するので、希望通りの値段で購入できないことも。
次に、投資信託自体は分散投資ができるのですが、ETFではそれがさらに簡単です。
ETFは株価指数と連動するようになっていて、日経平均と連動なら200社余り、TOPIXとの連動なら約2,000社の企業に分散投資が可能です。
売買と保有のコストが安いのもおすすめする点です。
商品にもよりますが、取得時の手数料・信託報酬ともに安くなっています。
ビットコインETF上場が意味するものとは?
ETFについては前述した通りですが、つまりビットコインETFとはビットコインを投資対象に含めたETFのことです。
ビットコインETFの上場に関しては、非常に意義のあることとして注目されています。
では、どのような点に意義があるのでしょうか。
- 上場することでビットコインに興味を示す人が増える
- 従来の面倒な手間が省けるので、参入する人が増える
- セキュリティ強化により、ハッキングや詐欺のリスクが減って安全度が増す
今までビットコインに関心があっても手を出さなかったという人が、今後積極的に動く可能性があります。
これまでビットコインを購入するには、仮想通貨取引所に証券口座とは違う口座を開設し、新たな情報収集をする必要がありました。
上場することでこの面倒な手間がなくなり、証券取引所でビットコイン取引が可能になるのです。
そうすると、ビットコイン取引に参入する人が増えることが予想されるでしょう。
また、ビットコインなどの仮想通貨にはハッキングや詐欺などのリスクもありますが、ETFに上場することでそのリスクが軽減されます。
その結果、参入者も安心して取引できるようになるでしょう。
実際にビットコインの需要がさらに高まり、値上がりする前に保有しておくのがおすすめです。
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ビットコインETFは日本で買える?買い方を解説
ここまでの解説で、ビットコインETFに興味を持って参入意欲が高まっている人もいるでしょう。
しかし、現在ビットコインETFは、まだ日本では購入できません。
日本の証券会社で取り扱いがある海外ETFのうち、日本人が投資できるのは金融庁に届出があって登録されたものだけとなります。
ビットコインETFはまだ登録されていないのが現状です。
まずは仮想通貨の保有がおすすめ
前述のとおり、現状日本ではビットコインETFは購入できませんが、最近の流れを見てみると今後価格が上昇する可能性は大きいです。
それだけにビットコインをはじめ、仮想通貨を保有していても損ではありません。
うまくいくと大きな利益を得られる可能性もありますので、おすすめ度も高いです。
これから仮想通貨の取引をするなら、コインチェックでの口座開設がおすすめです!
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ビットコイン取引におすすめな仮想通貨取引所ランキング
仮想通貨にこれから投資を考えている人や、ビットコインETFに興味がある方なら、まずこういった疑問を持つことが多いでしょう。
Coincheck|おすすめ仮想通貨取引所
仮想通貨取引所名 | Coincheck(コインチェック) |
---|---|
最低取引数量 | 500円~(BTCの場合) |
出金手数料 | 407円 |
手数料 | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込:無料/クイック入金:770円~/コンビニ入金:770円~ |
送金手数料 | BTC:0.0005BTC/XRP:0.15XRP/ETH:0.005ETH |
取り扱い通貨 | 29通貨 |
- 取り扱っている銘柄が日本の取引所では29種類と最大級
- 光熱費の支払いでビットコインを受け取れるサービスがある
- とにかくアプリが簡単で使いやすい設計になっている
コインチェックは、2024年1月現在アプリのダウンロード数が600万で国内No.1の仮想通貨取引所です。
初心者から熟練者まで多くの投資家から人気を集めています。
その魅力は、2つあります。
取り扱い銘柄数が29種類と豊富で、ほとんどの手数料が無料なことです。
アプリも簡単でとにかく使いやすいので、安心して取引できるおすすめの仮想通貨取引所です。
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DMM Bitcoin|おすすめ仮想通貨取引所
仮想通貨取引所名 | DMM Bitcoin |
---|---|
最低取引数量 | 0.0001BTC~(BTCの場合) |
出金手数料 | 無料 |
手数料 | 無料(BitMatch取引手数料を除く) |
入金手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
取り扱い通貨 | 38通貨 |
- 取引にかかる手数料が安い
- 最短1時間で口座開設し、取引が可能
- キャッシュバックキャンペーンを行っている
DMMビットコインは、2023年12月時点でレバレッジ取引の取り扱い数国内No.1の仮想通貨取引所です。
取り扱っている銘柄は38種類あり、各種手数料のほとんどが無料なので、低コストで始めたい方にもおすすめです。
スマホでスピード本人確認を利用すれば、口座開設申込後、最短30分で取引を始められます。
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bitFlyer|おすすめ仮想通貨取引所
仮想通貨取引所名 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
---|---|
最低取引数量 | 0.001BTCまたは1円以上 |
出金手数料 | 220円~ |
手数料 | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込:無料/クイック入金:330円~ |
送金手数料 | BTC:0.0004BTC:ETH:0.005ETH |
取り扱い通貨 | 32通貨 |
- 取り扱っている銘柄が豊富
- 1円から仮想通貨の取り引きが可能で初心者に優しい
- 月間の取引量やユーザー数も国内でNo.1
bitFlyerは、6年連続ビットコイン取引量が国内No.1の人気仮想通貨取引所です。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
ビットコイン取引では特に注目しておきたい取引所です。
すべての取り扱い銘柄に1円から投資することができるので、とても利用しやすくなっています。
売買手数料やビットコインFX取引手数料、住信SBIネット銀行からの日本円入金手数料などが無料なのも嬉しいポイント。
また、Tポイントでのビットコイン投資も可能です。
GMOコイン|おすすめ仮想通貨取引所
仮想通貨取引所名 | GMOコイン |
---|---|
最低取引数量 | 0.0001BTC(BTC/取引所の場合) |
出金手数料 | 無料 |
手数料 | 取引所:無料・販売所(現物):無料(Maker -0.01% Taker 0.05%) |
入金手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
取り扱い通貨 | 26通貨 |
- コールドウォレットなどを利用した安心のセキュリティ
- ビットコインの送金手数料が無料
- 現物取引もレバレッジ取引も行っている
GMOコインは、アプリの使いやすさや取引方法の豊富さが人気の仮想通貨取引所です。
さまざまな手数料が無料で利用でき、アカウント作成手数料、取引手数料、入出金手数料、送金手数料のすべてが無料です。
仮想通貨取引時のコストが気になっている人におすすめの仮想通貨取引所となっています。
また、レバレッジ取引や積み立て投資もできるので、通常取引以外を検討している方にもおすすめです。
bitbank|おすすめ仮想通貨取引所
仮想通貨取引所名 | bitbank |
---|---|
最低取引数量 | 0.0001BTC~ |
出金手数料 | 550円~ |
手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
送金手数料 | – |
取り扱い通貨 | 37通貨 |
- 取り扱い銘柄全てでレンディングサービスができること
- アプリが誰にでも使いやすい設計になっている
- 国内の仮想通貨取引所のなかでNo,1になったことも
bitbankは、仮想通貨取量No.1と多くの利用者に支持されている仮想通貨取引所です。
アプリが使いやすくシンプルであり、ワンタップで仮想通貨を購入できます。
また、レンディングサービスを使って口座にある仮想通貨を活用して利益を得ることも可能です。
利用者が多く流動性も高いため、スプレッドも安定している傾向にあります。
ビットコインETFのメリット
今後、ビットコインETFが日本でも承認されて取引ができるようになれば、以下のようなメリットを生むことが予想されます。
- ビットコインの信用度が高まる
- ビットコインの価格が高騰する
メリット①ビットコインの信用度が高まる
ビットコインETFが認められるようになると、公正な取引ができる投資方法として一挙に信用度が高まります。
というのも、ETFで承認されたということが証券取引所の厳しい審査に通過したことを意味するからです。
取引の透明性やセキュリティ確保の点でお墨付きをもらえたということです。
メリット②ビットコインの価格が高騰する
ビットコインETFが認められたことで、機関投資家が参入する可能性が高まります。
機関投資家は顧客から得た資金を安全に資産運用することがミッションですが、ETFで認められたビットコインなら安全性も高いため、安心して参入できるでしょう。
ビットコイン市場に資産が流入しやすくなり、さらなる価格高騰というメリットもあり得ます。
実際にビットコインETFが日本で普及して、ビットコインが高騰する前に購入しておくのがおすすめです。
仮想通貨取引所の中でもコインチェックは様々な手数料が無料で使いやすさも抜群!
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ビットコインETFのデメリット
デメリットとしては、次のようなことが挙げられるでしょう。
- 365日24時間取引はできない
- 管理手数料がかかる
デメリット①365日24時間取引はできない
仮想通貨は一年中24時間いつでも売買可能な点が魅力の一つですが、ビットコインETFは取引所の取引時間内しか売買を行うことができません。
取引時間外に価格が大きく変動するなど、売買するタイミングを逃してしまうことがあるでしょう。
日中や平日は都合が悪く売買ができない場合は、注意が必要です。
デメリット②管理手数料がかかる
ビットコインETFは、ビットコインの現物を保有しているわけではないので、資産の自己保管が必要のない金融商品です。
ただ、その分わずかですが管理手数料がかかります。
ビットコインでは発生しない手数料があることを、念頭に置いておきましょう。
ビットコインETFの将来性は?今後の見通し
まだ参入者の少ないビットコインETFですので、今後について気になることは多いでしょう。
ビットコインETFは、2021年2月にカナダで承認され、同時期にバミューダ、ブラジル、ドバイでも承認されました。
その後、2021年10月にアメリカでビットコイン先物ETFが承認されましたが、現物ETFの承認には否定的でした。
しかし、2024年1月11日に米SECによってビットコインの現物ETFが承認されました。
この承認をきっかけにビットコインの価格が上昇し、2024年3月には過去最高値を更新しています。
また、2024年にはビットコインの半減期も予想されているため、今後さらに高値を更新する可能性もあります。
ビットコインETFに関してよくある質問
アメリカでもビットコインETFが上場されて間もないことから、疑問点や不明点が多くなるのも当然でしょう。
ここでは、ビットコインETFに関しての「よくある質問」をまとめ、回答しています。
ビットコインETFの税金の種類・税率は?
現在、ビットコインにおける収入は雑所得に属しています。
ビットコインなどの仮想通貨取引で得られた収入は投資による収入としては認められていません。
投資による収入の場合税率は20.315%ですが、雑所得になるとその税率が跳ね上がる場合があります。
- 仮想通貨で得た収入は雑所得になる
- 仮想通貨は投資による収入にはならない
- 雑所得は投資収入による税率よりも高くなる可能性がある
雑所得の金額は給与所得など他の所得と合わせた総所得金額で計算し、そこに税率を掛けます。
例えば、総所得金額が40,000,000円以上の場合、税率は45%です。
そうすると、
通常の投資による収入よりも税率がはるかに高くなってしまいます。
暗号資産に関する税務上の取扱いについて(FAQ) – 国税庁
ビットコインがETFとして上場されると、通常の投資収入と同じで税率は20.315%になります。
ビットコインETFを購入するにはどうしたらいい?
現在日本国内ではビットコインETFを購入できませんが、参考までにETFの購入方法について解説します。
- ETFを購入できるのは証券取引所が開いている時間
- 東京証券取引所の場合、前場が平日の9:00から11:30、後場が12:30から15:00
- 何口買うか決めて、指値注文か成行注文かどちらかを選ぶ
- 外貨建てか円建てかを決めて購入
- ETFの購入には証券口座の開設が必要
ビットコインETFの購入方法はまだ日本では決まっていませんが、大体はこのような流れだと予想されます。
ビットコインETFは日本でも買える?
これまでにも説明した通り、残念ながらまだ日本ではビットコインETFは購入することができません。
ただ、ビットコインETFのアメリカでの上場という事態を受けて、仮想通貨市場の活性化や今後のビットコインの価格高騰も期待できるでしょう。
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ビットコインETFとは?まとめ
ビットコインなどの仮想通貨は、未だ発展段階ですが非常に利便性が高く今後さらなる普及が予想されています。
そんな中で、ビットコインETFがアメリカで上場されたということは今後仮想通貨の信頼感がさらに高まっていくということです。
ビットコイETFは現在日本ではまだ購入できませんが、今後価格が上昇すれば金融庁の動きが前進する可能性も秘めています。
そのため日本でも承認されれば、一気に価格が高騰する可能性があるといえるでしょう。
まずは、仮想通貨の保有から検討してみるのが良いのではないでしょうか?
【ちょっと待って!暗号資産取引を始める前に。】
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【各種投資を始める前に確認しましょう。】
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当記事管理者情報 プレミアム優待倶楽部PORTAL運営 株式会社ウィルズ マーケティング室 担当:山中
記事管理者情報 | 経歴・概要 |
プレミアム優待倶楽部PORTAL 運営 株式会社ウィルズ マーケティング室 山中 慶太郎 (Keitaro Yamanaka) |
株式会社ウィルズ マーケティング室 山中 慶太郎 (Keitaro Yamanaka) 慶應義塾大学卒業 株式会社ウィルズ並びに、 ウィルズ子会社ネットマイルの マーケティング業務を統括。 本トピックでは、有識者の監修を行い、 消費者志向自主宣言のポリシーの基、 幅広く金融商品に関するご紹介を行っております。 記事内容に関する、誤りの修正、 ご質問などがございましたら、 当社、お問い合わせフォームからお申し出ください。 |