この記事ではこのような悩みを解決していきます。
クレジットカードの種類が増えてきたり、通販や店舗でクレジットカードを使う場面が増えてきて実際にクレジットカード払いをするときに、手数料を気にしてしまう方も中にはいると思います。
大きな買い物の支払いにクレジットカードで支払いをすると手数料までとられるのではないかと不安に思いますよね。
この記事を見れば、クレジットカードの支払いで手数料はかかるのかやその仕組みや利用者が手数料を減らして使う方法などを詳しく紹介しています。
加盟店と利用者が負担するクレジットカードの手数料とは?
クレジットカードの手数料は誰が払うのかという疑問があると思います。
ここでは、加盟店が負担する手数料と利用者が負担する手数料の違いについて、1つずつ解説していきます。
加盟店が負担する手数料
手数料を払うのは基本的にクレジットカードを導入している加盟店で、クレジットカードによる支払いが発生したら加盟店からクレジットカード会社に手数料を払わないといけません。
これは、クレジットカードを利用できるようにカード会社と加盟店が契約を結び必要な機械などの導入をしています。
契約をするにも審査に通る必要があります。
手数料は業種やお店の規模によっての台数に異なります。
飲食店では支払額の5%、小売店なら4%、コンビニでは1%の手数料が発生します。
利用者が負担する手数料
利用者は基本的にクレジットカードで支払いをしても手数料はかかりません。
ただ、3回以上の分割払いやリボ払いなどで支払いをすると、クレジットカード会社から手数料の請求があるので注意してください。ただ基本的にはクレジットカード会社から利用者に手数料は請求しないので安心してください。
例外があり、クレジットカードの年会費を実質の手数料として考えている人も中にはいます。
加盟店がクレジットカード決済を導入する本当の理由
加盟店がクレジットカード決済を導入すると、現金での支払いが減りメリットや得がないように思いますよね。ではなぜ、加盟店はクレジットカードの支払いを導入するのでしょうか。
導入する3つの理由について解説していきます。
- 顧客増加を狙う
- 顧客の利用金額の増加を狙う
- お店の回転率をUP
顧客増加を狙う
お店や通販でのクレジットカードでの支払いは簡単です。
現金の支払いだと、現金を持ち歩かないといけませんし通販だと着払いやコンビニ払いと現金を用意しないといけないので支払いの時にめんどくさいです。
それと、お金が財布に入ってなかったときにATMにいって、下ろさないといけませんし時間や曜日によって手数料を取られるので損してしまいます。
ですが、クレジットカードならそういったお金を下すといっためんどくさいこともないですし、逆に利用していくとポイントが貯まりお得に買い物ができることもあります。
外国人でも現金だと日本円に両替をしないといけないところを、クレジットカードだと両替は不要で簡単に決済可能です。
お得に買い物ができたり、簡単に決済できるメリットは顧客にとって非常に嬉しいですね。
顧客の利用金額の増加
顧客が利用する金額の増加を狙っています。
現金で支払いをしていると、高い買い物ができなくなります。
所持金が少なく、ちょっと安めの物で妥協して買い物をするのを避けるために、クレジットカード払いを導入しておくとそういった心配がなくなります。
所持金の範囲内で買い物を済まそうという顧客がいると、その所持金以上の商品があったときに買えなくなるので利用金額が減ってしまって売り上げがあがりません。
クレジットカードだと、支払い方法の選択ができます。
1活払いや分割払いなど現金ではできない支払い方法ができますし、その場にお金がなくてもいいのと引き落としされる日も月末が多いので無理して買ってしまうという衝動買いみたいなケースも増えますよね。
クレジットカードで一括大きな金額が減ることが嫌な人は分割払いなど12分割などをして、支払いを分散することができます。
なので、初期費用や手数料を加味したうえでもクレジットカード払いの導入は必要となります。
お店の回転率をUP
クレジットカードだとお会計の回転率を上げることができます。
現金で支払いをしていると、小銭をジャラジャラ探して時間がかかる時ありますよね。
クレジットカードを導入していなかったら、小銭やお札を大量に持ち込んで買うときになれば「1円あったかなー?」と財布の中をゴソゴソしている時間が一人一人続けばかなりお客さんを待たせますし、お店の回転率が下がりますよね。
それと、加盟店側もお釣りを用意しないといけないので余計なコストになります。小銭がなくなり両替する手間も出てくるのでデメリットでしかないです。
クレジットカード払いが可能だと、カード1枚でスマートに暗証番号を入力するだけで支払いができるので1人にかかる会計が短くなるので、お店の回転率を上げることができます。
加盟店のクレジットカード手数料上乗せ請求はNG
加盟店が利用者(顧客)に対して手数料は請求してはいけないルールになっています。
加盟店とクレジットカード会社でのルールで決められており、手数料を請求すると規約違反にあたります。
お店で「クレジットカードは5,000円から利用可能」「モーニングは利用不可」などと記載しているお店を見かけたことはないでしょうか?
そういったお店は当たり前のように書いているので、そういうものだと思っている人も多いと思いますが、それも立派な規約違反になるのでちゃんと認識しておきましょう。
クレジットカードの手数料を請求された時の対処法
クレジットカードで支払うときに稀に手数料を請求するお店があります。
手数料を求められた時は、キッパリ断りましょう。
トラブルになりそうな時やどうしても断れない場合は、支払うときに領収書や明細書を必ず受け取るようにしてください。そして、クレジットカード会社に電話をして請求されたことを伝えましょう。そうするとクレジットカード会社から請求したお店に改善するように指導がはいります。
クレジットカード会社に電話をして、取り合ってもらえなかったら消費生活センターなどに問い合わせてみてることも1つの手段です。
利用者がクレジットカードの利用時の無駄な手数料4つ
クレジットカードで支払う際は手数料が発生しないと言いましたが、以下の4つ使い方で手数料が発生するケースがあります。
- クレジットカードの年会費
- 3回以上の分割払い
- リボ払い
- キャッシング
クレジットカードの年会費
クレジットカードで年会費が発生するものは、実質の手数料として数えてもいいです。
年会費は毎年一定額の支払いをしないといけません。料金はおよそ1,000〜2,000円程度が多いです。そして、プラチナカードやゴールドカードでは1万円の年会費も珍しくないです。
クレジットカードには、年会費無料のもので優秀なカードもあるので、申し込むときはしっかり確認して申し込みましょう。
3回以上の分割払い
分割払いとは、購入額の支払いを複数回に分けて支払うことをいいます。
分割払いは、支払い時にお金がなくても月々に少額を一定に支払えるので多額のお金を用意しなくてもいいことや、余ったお金で別の欲しいものを購入できるメリットがあります。
ただ、2回の分割払いでは手数料がかからないことが多いのですが、3回以上になってくると手数料の請求が発生します。
分割払いの期間が長くなるほど、かかってくる手数料も高額になるので分割払いを利用するときは十分に注意していきましょう。
リボ払い
リボ払いとは、月々の支払い金額を少額にできる支払い方法です。
リボ払いはその場にお金がなかったり、払えなかったりする場面では活躍しますが、使い方を間違えればかなり怖いことになります。
リボ払いを利用するときに危険なのは、少額で長期間の支払いをしてしまうことです。そのような支払いをしてしまうとより高額の手数料が発生します。
リボ払いの手数料は返済期間に比例して上がるため、支払いが少額で払い続ける期間が長ければ長いほど手数料も上がっていくため、気づいたら多額の手数料を請求されることもあります。
キャッシング
キャッシングとは、クレジットカードが導入されておらずお店で利用できないときにキャッシングが付帯されているカードがあれば現金を借りることができます。
急に現金が必要な時やクレジットカードが対応していない時には便利です。
現金をキャッシングするにも、クレジットカードの申し込み時に審査があります。その後、審査で決められた利用上限額の範囲でキャッシングが利用できます。
キャッシングを利用すると、ATMから引き出すときにかかる手数料、返済時にかかる振込手数料、借入額に対する金利手数料とカード会社ごとに設定されている金利手数料がありますので注意しましょう。
遅延損害金
遅延損害金とは、クレジットカードの支払い日に支払い金額が返済できないときに発生してカード会社に支払いをする手数料です。
支払い日の翌日から手数料はかかってきて日数ごとに遅延損害金が発生します。
手数料の金額は、支払う金額に対してカード会社が提示している手数料率で計算されます。
詳細は自身が使っているカード会社の会員規約に掲載されているので確認してみてください。
支払えない日が出てくると、手数料もかかりますしカード会社からの信用情報にも傷をつけるので必ず支払日までに利用した金額を入れておくようにしましょう。
利用者が手数料なしでクレジットカードを使う方法3つ
クレジットカードで買い物をするときには手数料なしで、気持ちよく買い物をしたいですよね。
基本的には加盟店からの請求はありませんが、条件が違ってくると請求される恐れがありますが請求するのはカード会社の方なので大丈夫です。
ここでは、手数料なしでクレジットカードを賢く使う方法を3つ解説していきます。
- 年会費無料のクレジットカードに申し込む
- 分割払い、リボ払いの利用を避ける
- ポイントを貯めて年会費を実質無料にする
年会費無料のクレジットカードに申し込む
クレジットカードを申し込むときは、年会費が無料のものを選ぶようにしましょう。
そうすると、クレジットカードをどれだけ使っても年に払わないといけない年会費はないです。
中には年会費がかかるけど機能がいいものもありますが、現在は年会費無料でも十分お得に使えたりサポートもしっかりしているクレジットカードはたくさんあります。
なので、クレジットカードを選ぶときは年会費無料のものから選ぶようにすればお金をかけずにクレジットカードを使い続けることができます。
分割払い、リボ払いの利用を避ける
次は、分割払いやリボ払いなどを利用しないことです。
クレジットカードで支払いをするときは、手数料がかからない一括払いや2回の分割払いを利用しましょう。3回以上の分割払いやリボ払いを利用すると手数料がかかり結果的に損してしまいます。
とはいえ、手元にお金がある時は一括払いがいいですが、分割払いはクレジットカードのメリットでもあるので、他の支払い手段もあることを理解して気をつけて利用するようにしましょう。
ポイントを使って年会費を実質無料にする
クレジットカードの年会費分のポイントを貯めることで、実質無料にする方法です。
年会費が1,000円でカードの還元率が1%なら年に10万円以上の買い物をすると、元が取れます。
なので日頃から、支払いはクレジットカードにしたりポイント還元率のいいクレジットカードを選ぶことが大事です。コツコツポイントを貯めて年会費を実質無料にしましょう。
おすすめクレジットカード3選
たくさんあるクレジットカードの中で、ポイント還元率や付帯サービス、使いやすさ、などから総合的におすすめするクレジットカードを3枚紹介します。
おすすめのクレジットカードは以下の通りです
- JCVカードW
- 三井住友カード(NL)
- 楽天カード
クレジットカードを作る時に迷ったら紹介する3枚から選ぶと間違いないかと思います。それぞれの特徴を紹介していきます。
JCBカードW
年会費 | 還元率 |
永年無料 | 1.0%~5.5% *最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
- 年会費無料
- ポイント還元率が常に1%以上
- スタバで還元率が10%
- 18歳〜39歳まで申し込み対象
- セブン-イレブンAmazonで還元率2%
JCBカードは、年会費無料なのに還元率は1% という高還元率なカードになります。
18歳〜39歳までが入会できるようになっており、年齢制限はあるものの40歳以降も永久に年会費は無料なので生活の固定費を上げることなく利用できます。
海外旅行保険付帯(利用付帯)とショッピング保険(海外)の付帯サービスが充実しているので、年会費無料やポイントの還元率などかなり万能でクレジットカード選びで迷った時は、とりあえず作っておいてもいいカードのです。
\ いつでもポイント2倍/
三井住友カード(NL)
Mastercard |
Visa |
年会費 | ポイント還元率 |
永年無料 | 0.5%〜7%※1 |
- 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元※1
- iDやVisaのタッチ決済で、非接触決済ができる
- ナンバーレスカードなのでセキュリティ抜群
- 年会費無料
- 即日発行でき、最短10秒※2で買い物可能
三井住友カード(NL)は、私生活で利用する対象のコンビニ・マクドナルド・モスバーガーなどでスマホのタッチ決済利用時に最大7%のポイント還元※1されるので、非常にポイントが溜まりやすくなっています。
最近多くみられている「ナンバーレス」のカードは、カードの本体にカード番号やセキュリティ番号の印字がないので盗み見防止ができセキュリティがバッチリです。
はじめてのクレジットカードとしては年会費無料で、対象のコンビニなどの利用シーンが多いのでポイントもかなり溜まりやすいのでおすすめです。
※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済での支払いが対象です。
※1 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※1 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※1 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※1 通常のポイントを含みます。
※1 ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※1 Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※2 即時発行ができない場合があります。
新規入会&条件達成で最大5,000円相当プレゼント※
②新規入会&1万円ごとの利用で最大2,000円相当のVポイント
※キャンペーン期間:2024/11/1~2025/2/2
楽天カード
mastercard |
american express |
visa |
年会費 | 還元率 |
永年無料 | 1%還元(100円につき1ポイント) |
- ポイントが貯めやすく、還元率がいい
- 年会費無料
- 楽天サービスで大活躍
- セキュリティと安全面もバッチリ
- ポイントの使い道が豊富
楽天カードは、顧客満足度13年連続No.1のカードです。
新規入会で2,000ポイントでカード利用で3,000ポイントと合計5,000ポイントも溜まり、さらには年会費無料なので最初のクレジットカードとしてはかなり優秀なカードです。
楽天サービスが豊富にあるので、ポイントがかなり溜まりやすいです。
以下のサービスで使えます。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天ブックス
- 楽天ファッション
- 楽天銀行
楽天サービスのすべてに利用できますので、楽天経済圏の方には必須ですし初めてのクレジットカードでもかなりおすすめできるものになっています。
まとめ
今回はクレジットカードの手数料について詳しく解説しました。
・加盟店から手数料を請求されることは基本的にない
・加盟店はクレジットカード会社に手数料を払わないいけない
・利用者が手数料を払うものは、3回以上の分割払い、リボ払い、年会費、キャッシング、遅延損害金など
・加盟店がクレジットカードの手数料を払う理由は顧客を増やすため、顧客の利用額を増やすため、お店の回転率を上げるため
・利用者が手数料を払わない方法は年会費無料のクレジットカードを選ぶ、分割払いやリボ払いを避ける、
ポイントを年会費以上貯める
クレジットカードを利用すると、日々の会計が簡単に済ませられるので快適に買い物ができますが使い方を間違えると手数料が多額になることもあるので、利用する時はしっかり規約やどんなカードなのかを理解した上で使うようにしましょう。
【ちょっと待って!クレジットカードを作る前に。】
消費者庁提供:「クレジットカードの特徴と注意点とは?」
【ちょっと待って!クレジットカードのキャッシングを利用する前に。】
消費者庁提供:「お金を借りるのはどんなとき?クレジット・ローンの仕組み」
【クレジットカードを作る前に確認しましょう。】
消費者庁提供:「キャッシュレス決済の種類と仕組みを理解しよう」
当記事管理者情報 プレミアム優待倶楽部PORTAL運営 株式会社ウィルズ マーケティング室 担当:山中
記事管理者情報 | 経歴・概要 |
プレミアム優待倶楽部PORTAL 運営 株式会社ウィルズ マーケティング室 山中 慶太郎 (Keitaro Yamanaka) |
株式会社ウィルズ マーケティング室 山中 慶太郎 (Keitaro Yamanaka) 慶應義塾大学卒業 株式会社ウィルズ並びに、 ウィルズ子会社ネットマイルの マーケティング業務を統括。 本トピックでは、有識者の監修を行い、 消費者志向自主宣言のポリシーの基、 幅広く金融商品に関するご紹介を行っております。 記事内容に関する、誤りの修正、 ご質問などがございましたら、 当社、お問い合わせフォームからお申し出ください。 |