キャッシュレス化が進む現代社会では、クレジットカードが無いと何かと不便な場面も増えてきました。
そんな中、クレジットカードを何枚か持ち、利用シーンに合わせて使い分けることで、生活費や固定費などをお得に支払っている方がいることを知っていますか?
今回は、実際にクレジットカードを使い分けると一体どのようなメリットがあるのかを、5つのポイントから詳しく解説していきます。
さらに、クレジットカードを使い分けるコツや2枚目におすすめのクレジットカード、クレジットカードの理想的な組み合わせについても紹介していきます!
ぜひ、毎日の生活を少しでもお得にする方法をチェックしてみてください。
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クレジットカードを使い分ける5つのメリットとは?
日本でもクレジットカードを複数枚持つこと自体は珍しくありませんが、意図的に使い分けている方はあまり多くはないのではないでしょうか?
利用シーンに合わせてクレジットカードを使い分けることで、クレジットカードはよりお得に使うことができます。
まずはわかりやすく5つのポイントにまとめ、正しく使い分けるメリットについてご説明していきます。
それでは、それぞれの内容について詳しくご説明していきましょう。
クレジットカードを使い分けるメリット①特典を受ける回数が増える
クレジットカードは、入会するだけでもらえる高額ポイントや、持ってるだけで優遇される魅力あふれるサービスをいくつも提供しています。
- ポイントやマイレージ
- 施設割引
- 空港ラウンジの利用
- 誕生日などの特典
上記のような現金払いにはない多くのサービスを、持っているクレジットカードの数だけ受けられるのです。
たとえば、複数枚のクレジットカードの誕生日ポイントを特定のショッピングサイトの専用ポイントに移行したとします。
すると、それぞれのクレジットカードのポイントをまとめることができ、欲しかった商品を貯めたポイントだけで手に入れることができるのです。
サービスの対象施設はブランドやカード会社ごとに異なりますが、複数枚持つことでその対象は広がります。
ショッピングだけでなく、レジャー施設やレストランなどでも、提携先にあわせてカードを使い分けることで割引を受けることができます。
つまり、普段の生活の中でクレジットカードをうまく使い分けることができれば、より多くのサービスを自動的に受けられるということです!
クレジットカードを使い分けるメリット②利用可能な店舗の幅が広がる
クレジットカードは、1枚あればどこでも利用できるというわけではありません。
たとえ限度額に余裕があるクレジットカードでも、持っているクレジットカードが店舗側の取扱いブランド対象でなければ、まったく意味がないものになります。
しかし、複数枚のクレジットカードを持っていれば、違うブランドのカードですぐに支払いができるというメリットがあります。
また、使い分けるのに複数のクレジットカードを持つことのメリットは、利用可能な店舗が増えるだけではありません。
利用する店舗やサイトによっては、カードブランド(または発行先)で受けられる特典に差が出ることもあります。
- 百貨店をはじめとした個別ショップで割引を受けられる
- ネットショップや実店舗のお買い物でポイントアップ
- 家電量販店などの製品の保証期間延長
- レンタカーや保険契約の料金割引
- キャンペーンによるオリジナルグッズプレゼント
お店の特徴に合わせ「このお店はこのカード」と使い分けるだけで、毎日のお買い物がお得になります。
クレジットカードを使い分けるメリット③個人利用と経費利用の管理がしやすくなる
会社の経費でクレジットカード利用したとき、個人の買い物履歴も載っている請求書を提出しなければならず困る時が出てきます。
しかし、個人用のクレジットカードと使い分けることで、経費利用額の管理がしやすくなるだけでなく、請求時の手間も少なくなるというメリットもあるのです。
さらに、経費用のクレジットカードでポイントやマイレージなどをためて、自分に還元するという利用法もあるので、うまく使い分けて自分に還元してみてはいかがでしょうか?
クレジットカードを使い分けるメリット④旅行傷害保険の補償が大きくなる
クレジットカードの付帯サービスの代表的なものとして、「国内・海外旅行傷害保険」というものがあります。
旅行傷害保険は、旅行中の病気やケガなどに対して補償してくれるもので、他の人に怪我をさせてしまったときにも有効なものもあります。
補償額は内容によって数百万円から最大1億円などのものもあり、これらの補償額の内容は契約内容によって異なります。
クレジットカードを複数持つことで、これぞれの補償金額や「家族特約」「航空機遅延保険」などの付加サービスを組み合わせて受けることができるのです。
ただし、該当クレジットカードを所有しているだけで使える「自動付帯」と、クレジットカードで旅行代金を決済していることが条件の「利用付帯」の違いには注意しておきましょう。
クレジットカードを使い分けるメリット⑤締め日や引き落とし日の違い
クレジットカードによって、毎月の締め日や引き落としの日が違います。
これを計画的に利用することで、お買い物の支払い日をずらすこともできるのです。
締め日(支払額の確定日)については、月末締めのものだけでなく翌月10日などのものもあり、引落日もそれに応じて25日や4日などと変わっていきます。
このことをよく考えて利用するカードを使い分けていけば、収入に合わせた引落日を選択することもできます。
クレジットカードを使い分けることには3つのデメリットもある
メリットが多く感じるクレジットカードの使い分けですが、カードを複数枚所有することでデメリットというのも存在します。
そのなかでも、ここでは大きな3つの内容についてご説明しておきます。
それではそれぞれの内容について詳しくみていきましょう。
クレジットカードを使い分けるデメリット①ポイントが貯まりにくい
普通に複数のクレジットカードを使っているだけでは、1枚に集中して利用するよりはポイント獲得スピードは落ちてしまいます。
ただし、カード会社ごとのキャンペーンを活用するなどの利用方法次第では、デメリットをフォローすることも可能です。
たとえば、特定のクレジットカードのみポイントが2倍になる期間や店舗に応じてクレジットカードを使い分けることで、通常より早く多くのポイントが貯まります。
クレジットカードを使い分けるデメリット②カードごとの管理が大変
クレジットカードの使い分けのデメリットには、複数枚所持することでのそれぞれのカードの管理が大変というのもあります。
クレジットカードを持つときには、より安全で無駄をださないためにも、次のような項目には注意が必要です。
- 年会費
- 請求額やポイント
- 締め日や引落日の違い
- 有効期限
- 紛失や盗難などのセキュリティ
クレジットカード1枚でも最低限この内容には注意が必要になるため、複数枚を持つときにはそれだけ管理労力が増えてしまうといことは避けられません。
クレジットカードを使い分けるデメリット③信用情報への影響
クレジットカードの利用状況によっては、他の消費者ローンや割賦販売の審査に影響する恐れもゼロではありません。
貸金業法指定信用情報機関である「株式会社CIC(シーアイシー)」に提供される情報は、申込・契約内容・支払い状況・残債状況などです。
この情報により、たとえ利用していないカードであっても、利用可能な枠については「使うかもしれない枠」という判断をされることもあります。
キャッシング枠の利用には注意が必要
まず、クレジットカードのショッピング枠を利用するときに適用されるのは「割賦販売法」です。
しかし、キャッシング枠を利用するときに適用されるのは「貸金業法」です。
この「貸金業法」では、過度な借入を制限するために「年収の3分の1まで」というルールがあることにご注意ください。
つまり、キャッシング枠を利用しているときには、ほかのローン審査で「借入金」の額として考慮されるものになります。
クレジットカードはどのように使い分けるべき?
クレジットカードを使い分けるときのポイントや、利便性を上げる使い分けのタイミングはどんなときなのか?
それには、クレジットカードごとの特徴の違いについて知る必要があります。
ここでは2つの選択例をあげていきますが、実際にはカード会社ごとの条件などで、さらに細かく選択することも可能です。
まずは大まかなカード属性の違いを知り、自分にとってもっとも有利になると思える組み合わせを見つけてみましょう。
ブランド別にクレジットカードを使い分ける
海外ブランドならVISA・MasterCard・American Express・diners Club、国内ブランドならJCBと、クレジットカードブランドにも種類があります。
ライフスタイルによっては、「海外に強いから」や「国内で利用しやすいから」など、ブランドの特徴の違いで選択肢を変えるということも必要でしょう。
クレジットカードのブランドごとの大まかな特徴については次のようになります。
VISA
世界的な知名度がもっとも高いブランドです。
バンク・オブ・アメリカが創業した歴史あるクレジットブランドで、日本国内や世界のあらゆる国で利用可能な点が魅力になります。
プロミスVISAカード | |
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年会費 | 無料 |
還元率 | 0.5%~7.0% |
ポイント | Vポイント |
- 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%*還元
- 1枚でクレジットカードもカードローンも利用できる
- パートアルバイトでも申し込める
*対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済(※1)を利用した場合
※1 一定金額(原則 税込1万円)を超えるとタッチ決済でなく、決済端末にカードを挿してお支払いただく場合がございます。その場合のお支払分は、通常ポイントを含んだ2.5%還元となりますのでご了承ください。 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
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JCB
日本の国際ブランドがJCBです。
日本国内での加盟店舗数や所有率でもトップを誇りますが、世界的にはまだまだシェアは小さいという現実も。
日本の企業ということもあり、日本人向けのサポート面には不安がなく、国内利用では利便性や安心感が高いブランドということに留まります。
中国の国際ブランドである「銀聯(ぎんれん)」カード同様に、今後もシェア拡大に期待する状況です。
JCBカードW | |
---|---|
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.00%~5.50%※ |
ポイント | Oki Dokiポイント |
※ 最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
- 18歳~39歳以下の方のみ入会可能
- 一般的なJCBカードはポイント還元率が0.5%なのに対し、JCBカードWは2倍の1%
- セブンイレブン(3倍)、スターバックス(10倍)、Amazon(3倍)などで普段使いできる店舗でポイントアップ
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MasterCard
VISAに次いで有名なのはこのMasterCardブランドでしょう。
世界的に利用範囲は広くありますが、主にヨーロッパに強いブランドとしても有名です。
こちらもVISAと同様にライセンスを提供する決済機構になるので、独自のクレジットカードを発行する会社ではありません。
楽天カード | |
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年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0%~3.0% |
ポイント | 楽天ポイント |
- 楽天市場経由の利用で還元率がより上がるため、生活費や消耗品の支払いに便利
- 貯まったポイントは1ポイント1円から利用可能
- ポイントで株が買えるのでポイント投資ができる(楽天証券)
- 年会費が無料で、海外旅行保険が付帯する
American Express
高いステータスを誇る会員を多く有することで有名なのがAmerican Express(アメックス)です。
富裕層の求めるサービスを多く提供する反面、年会費などの面では高額になります。
利用先も世界各国幅広くありますが、日本国内でもJCBとの提携により利用範囲はJCBとほぼ共通で使えます。
アメリカン・エクスプレス・ゴールド・カード | |
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年会費 | 31,900円 |
還元率 | 0.3%~1.0% |
ポイント | アメックスポイント |
- 空港ラウンジサービスや手荷物宅配サービス、レストラン優待など豪華特典付き
- 最大1億円の旅行傷害保険料付帯
- 海外旅行時の航空便遅延費用補償付き
- キャンセルプロテクション
Diners Club
世界で初めてクレジットカードを提供したと言われるのがDiners Clubです。
アメックス同様に高いステータスが魅力のブランドになりますが、利用金額の限度設定の高さから高額商品を購入する機会の多い富裕層に人気があります。
ダイナースクラブカード | |
---|---|
年会費 | 24,200円 |
還元率 | 1.0%~ |
ポイント | リワードポイント |
- 個人の利用状況に応じて利用可能額を設定しているから出費が重なっても大丈夫
- ポイントに有効期限がなく貯めやすい
- 最大1億円の旅行保険
- コンパニオンカード(mastercard)が無料で発行でき、加盟店の少なさもカバーできる
系統ごとにクレジットカードを使い分ける
日本のクレジットカードは、主に「銀行系・信販系・流通系・消費者金融系」と4種類に分かれていて、それぞれに特徴が違います。
さらに言えば、今では以前は各発行系統の派生モデルであった「交通系」と呼ばれるものも、独立した強みを持っていると言えるでしょう。
これらの特徴に合わせて、利用シーンを使い分けるという方法もあります。
銀行系
その名の通り銀行が主体となって発行するものです。
現在は関連会社の消費者金融発行のものなどもありますが、特別金利やキャッシュカード一体型など、銀行システムの割引や優遇サービスが多くなるのが特徴です。
主要銀行やグループの名称の掲げられたクレジットカードは、持っているだけで社会的にも信用度の高さが表せるという強みも持っています。
信販系
クレジットカード会社やカードブランドが独自で発行するものになります。
派生していくほかのクレジットカードの元祖ともいうべき存在で、提携先のない「プロパーカード(正規カード)」などとも呼ばれています。
しかし、最近ではカードの種類も増えたことで、流通系や交通系などどの線引きについては一見するだけではなかなか難しい状況です。
自社のポイントなどの特典や付帯サービスなど、クレジットカード本来のメリットを強みにしています。
JCBカードW
アメリカン・エキスプレス
ゴールドカード
流通系
スーパーや百貨店・専門店でのお買い物に有利になるのは流通系のクレジットカードです。
食品や衣類などの少額のお買い物でも割引サービスが受けられるなど、普段の生活でも利便性を感じられるのが特徴です。
割引以外にも、年会費永年無料・ポイントバック率の優遇・お得意様感謝企画など、主婦層にアピールするサービスが多いのも強みになります。
楽天カード
エポスカード
\ 2,000円分のポイントがもらえる /
交通系
旅行や出張が多い人なら交通系のクレジットカードがおすすめです。
代表的なANA・JALマイレージ一体型のほか、鉄道系ならJR系のSuicaと連動するViewカードというのもあります。
これら交通系カードの強みは、自社の持つサービスに直結するものとして、ツアーやホテルの割引なども多いということではないでしょうか。
ビッグカメラsuicaカード
ソラチカカード
クレジットカードを使い分けるのにベストな枚数は?
キャッシュレス先進国のアメリカでは、コーヒー1杯から全てクレジットカードを利用するということも日常です。
そんなアメリカでのクレジットカードの平均所有枚数は、1人あたりおおよそ5枚〜10枚と言われています。
おなじくキャッシュレス決済が進む日本では、一体どれくらいの枚数が普通なのでしょうか?
日本でのクレジットカードの平均所有数は何枚なのか?
一般社団法人日本クレジット協会のデータによると、クレジットカード発行枚数は「2億8,394万枚(2019年3月末時点)」と発表されています。
これを国内の成人人口で割ると、1人あたり平均で約「2.7枚」のクレジットカードを持っていることになりますが、あくまでもこれは平均値です。
この数字も参考にしながら、自分の用途先に合わせ「使い分ける」ための必要枚数を考えていきましょう。
理想のクレジットカード所有枚数は「3枚」程度
ブランドごとや系統ごと、どちらにしてもおおよそ「3種類」持つことで、クレジットの持つメリットを多く享受できることになります。
協会データも参考にして、ブランドや系統の件も含めると、やはり日本での理想は3枚程度が主流になるようです。
これを理想的な枚数として考えると、平均所有枚数についても理由がわかる気がしてきますね。
ただ、自分にとっての使い分けるためのベストな枚数とは一体何枚なのか?ということは、目的に合わせてしっかりと考えておきましょう。
クレジットカードを持てる枚数に制限はあるの?
クレジットカードの枚数の上限には、決まった制限数はありません。
ご自身のライフスタイルや経済状態に応じて、クレジットカードを複数持つことは可能です。
とはいえ、単純に数をたくさん持っていれば良いということでもありません。
まずはよく利用する「メインカード」を決めていき、メインカードにはない機能・利用範囲があるものを予備のサブカードとして選ぶようにしていきましょう。
具体的なメインとサブの役割は、次のような特徴で選別するとわかりやすくなります。
- 利用範囲が広い
- 還元率が高い
- ステータスメリットが大きい
- 普段の生活環境に利用できる
- 経費精算に適している
- 付帯サービスが充実している
- メイン紛失時にも予備利用できるもの
実際にどのカードをメインにすべきかなどは、メインに利用する目的を考えて検討することになります。
メインカードを決めるための、自分の利用目的に見合うカードを選ぶためのポイントをみていきましょう。
クレジットカードを利用目的ごとに使い分けるポイント
所有するクレジットカードの選択肢をさらに細かく考えるときには、実際にどのような目的やタイミングで使い分けるかというポイントを知っておくと絞りやすくなります。
- ネットショップのポイントをお得に貯めたい
- マイルを効率よく稼ぎたい
- 家計簿をつける手間を減らしたいから
- 大好きなキャラクターの限定イラストカードを持っておきたい
- ガソリン値引きを受けたい
- 付帯サービスを活用したい
あらゆる条件を考慮して、まずはどんなクレジットカードが自分にプラスになるのかを選んでいきましょう。
クレジットカードを使い分ける目的①ネットショップのポイントをお得に貯めたい
ネットショップでの利用が多い人は、Yahooや楽天のようなショッピングサイトが発行元のクレジットカードを利用しましょう。
ポイント獲得が早くなる還元率の優遇が受けられるだけでなく、会員対象セールやイベント・プレゼントなどがあることも。
また、Tポイントカードなどのように、提携先によってクレジットカード独自のポイントが有利になる場合もあります。
楽天カード
Yahoo!カード
クレジットカードを使い分ける目的②マイルを効率よく稼ぎたい
航空会社のクレジットカードは、やはり発行元の自社マイルを貯めるには有利です。
出張経費の立替えなどで利用して、貯まったマイルは休日のご褒美旅行に…という使い方も考えている人は、航空会社系のクレジットカードは必須かもしれませんね。
ANAカード
JALカード
クレジットカードを使い分ける目的③家計簿をつける手間を減らしたい
毎日の支出管理はもちろんのこと、毎月の家計簿の計算はとても面倒ですよね。
そこで、スーパーなどのお買い物には、専用のクレジットカードを利用するという使い分けはいかがでしょうか?
生活費専用のカードを用意しておけば、毎月の請求書で支出が明確になるので家計簿の手間も省けます。
また、流通系のクレジットカードは、発行元でのお買い物に割引特典なども受けられるというメリットも。
ご家族が居る人などは「家族カード」を利用することで、世帯全体の支出を明細ひとつで把握することもできます。
楽天カード
三井住友カード(NL)
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②新規入会&1万円ごとの利用で最大2,000円相当のVポイント
※キャンペーン期間:2024/11/1~2025/2/2
クレジットカードを使い分ける目的④大好きなキャラクターの限定イラストカードを持っておきたい
自分の好きなアニメがコラボしたクレジットカードは、コアなファンなら使わなくともコレクションしておきたいという人もいます。
女性向けにデザインが可愛いものや、世界的に有名なキャラクターを採用している企業もあるので、お財布にあるだけで楽しくなるということもあるかもしれません。
このようなキャラクターイラストのクレジットカードを選ぶときは、特典が大好きなキャラクターグッズになるときも少なくないでしょう。
持っているときの見た目だけでなく、ほかでは手に入らないオリジナルグッズを入手できるときだけ使うという手段もあります。
三井住友VISAカード
三井住友VISAカード
クレジットカードを使い分ける目的⑤ガソリン値引きを受けたい
ガソリンスタンドで発行されるクレジットカードは、給油でガソリン単価が安くなるということ以外にも、クルマなどに関連性の高い付帯サービスもあります。
- オイルなどの燃料以外のサービスにも値引きがある
- ETCカードの年会費が優遇される
- ロードサービスがある
クルマやバイクの総合コストを抑えることに秀でています。
通勤や休日のお出かけに使った交通費や、全体の維持コストを把握しておきたい人などは、このような特性のカードがおすすめです。
シェルPontaクレジットカード
ENEOSカードS
クレジットカードを使い分ける目的⑥付帯サービスを活用したい
先にご紹介した「旅行傷害保険」だけでなく、お買い物の商品の補償をしてくれる「ショッピング保険」など、クレジットカードにはさまざまな付帯サービスがあります。
ほかにもある「付帯サービス」は、カードの種類ごとに違っていて、使い分けるときの基準としても判断材料になります。
カードごとに違いが大きくなる「付帯サービス」をメインに考えて選ぶことで、安心やお得の幅を増やすこともできるのです。
- 空港ラウンジ
- ロードサービス
- メディカルコール
- 海外での日本語緊急援助サービス
クレジットカードの付帯サービスはどれも有料級で、単なる「おまけ」ではありません。
これらの内容を1枚のカードで補えなくとも、欲しい付帯サービスがあるカードを持つことで活用できるようになります。
アメリカン・エキスプレス
グリーンカード
JCBカードW
クレジットカードはメインとサブカードを決めて使い分ける
自分の利用目的に合うクレジットカードを見つけたら、次はいよいよどれをメインに利用していくかということになります。
クレジットカードを使い分けるときには、やはりメインとなるカードを決めておいた方が管理はしやすくなります。
そこで、どんなものをメインに選んでおいた方が良いかについてご説明していきましょう。
メインカードは利用実績が優位になるものを選ぶ
クレジットカードで利用実績を作るメリットは、ポイント以外にも「待遇ランク」があります。
利用金額で還元率などのサービスランクが上がるものもあれば、ゴールドカードのように「ハイクラスカード」を希望する人ならば、年収などの条件以外にも安定した利用実績は必要です。
メインカードには、利用することで受けられるサービスが将来的に向上する幅が大きいものを選びましょう。
そして、その高待遇をできるだけ早く獲得するために、メインカードで効率良く利用実績を作る方法についてもお伝えしていきます。
メインカードで効率良く利用実績を作るには?
メインで使うクレジットカードで効率良く利用実績を作るには、次の内容で利用できるものが望ましいといえます。
ライフライン費用・携帯電話・保険料の引き落とし
ライフライン(電気・ガス・水道)費用・携帯電話・ネット契約料・保険料の引き落としなど、毎月の生活コストはメインカードに任せることをおすすめします。
無駄なショッピングをしなくとも、自動的に実績が積まれていくだけでなく、現金よりも口座引き落とし手数料などの面で優遇されることもあります。
また、還元率が高いものを利用しておけば、獲得したポイントで固定費さえ実質値引きされるというメリットも出てきます。
普段よく利用する店舗やサイトで使えるもの
これは当然かもしれませんが、普段からよく利用するサイトやオンラインショップ、また実店舗で使えるものの方が実績が得やすいといえます。
さらに運営元の発行するクレジットカードであれば、ポイント還元率が高くなるなどの付随するメリットも出てくるので、メインカードの実績を上げるだけでなく理想的な活用法です。
家賃の支払いに使えるもの
たとえばオリコ・アプラス・エポス・ジャックスなど、収納代行サービスや家賃保証サービスを提供するクレジットカード会社もあります。
毎月の家賃は、やはり普段の生活費のなかでは収入の3割程度を占めるほどの額になりますので、利用実績の向上につなげるために利用しない手はありません。
利用するカード会社によっては、住居設備の不具合への対応サービスを行うところもあるので、うまく活用できると普段の生活での安心も増えることになります。
セカンド以降のサブカードにはメインにない特徴を持つものを
メインとしては使わなくとも、2枚目以降のサブカードとして持っておきたいものには、次のようなものがあります。
電子マネーにチャージできる
たとえば、よく使う電子マネーに直接チャージできるクレジットカードや、電子マネーが一体型になっているものであれば、近所のコンビニなどでも気軽に利用できます。
また、電子マネーのポイント獲得にも貢献できるというメリットも出てきます。
通勤に使えるもの
交通系カードで、そのまま通勤用の支払いに使えるものや、Suicaのような交通電子マネーにチャージできるものであれば、交通費の管理の面でも便利になります。
毎日使うものに活用できるカードは、1回の利用金額は少なくとも、年間の利用金額でサブカードの「年会費無料条件」を満たすのに利用しやすいものになります。
クレジットカードを使い分けるときの注意点
クレジットカードを使い分けるときの注意点は、デメリットで挙げたポイントが主な内容になります。
特に、クレジットカードごとの管理については重要な問題で、利用状況の把握だけでなく「セキュリティ面」でのお話にも充分に気をつけておかねばなりません。
カードごとの利用金額や利用上限額を把握しておく
複数枚のクレジットカードを使い分けるときには、カードごとの利用状況はしっかりと把握して、支払いができないような状況を避ける必要があります。
また、知らないうちに使いすぎることを防ぐために、カード1枚ごとの利用上限額については最初から抑えておいた方が良いでしょう。
支払いのことを考えて、持っているクレジットカードの総額でバランスを整えておくことをおすすめします。
セキュリティ面での管理を怠らない
盗難・紛失・スキミングなどでの不正利用に気をつけるだけでなく、ネット上でのフィッシング詐欺などによるカード情報の流出にも注意してください。
クレジットカードの所有数だけその危険性があるものとして、次のようなことにはできるだけ注意しておきましょう。
暗証番号やセキュリティコードは定期的に変更する
メインカードは常に警戒していても、利用頻度の低いサブカードのセキュリティ意識が薄れることは少なくありません。
そこにつけ入れられることがないように、使っていなくとも定期的に暗証番号やパスワード、セキュリティコードの変更は行っておくようにしてください。
「知らない間に利用されていた」ということを避けるためにも、すべてのクレジットカードについてしっかりと管理しておきましょう。
SSL暗号化対応されているところか確認
SSL暗号化されているサイトでのみカード情報は入力するなどのほか、3Dセキュア機能を利用して「なりすまし」を防ぐということも忘れてはいけません。
メインはもちろんですが、気付いたときに高額な不正利用の被害にあっていたということがないように、使う頻度が少ないものほど気をつけておきたいポイントです。
サブカードの年会費や有効期限に気をつける
サブカードに選ぶものには、初年度だけ年会費無料で、2年目以降は年会費が必要になるものは避けたいところです。
「利用実績額に応じて会費無料」になるものは、その基準額をサブカードの利用額で満たしておく必要があります。
また、サブカード以降は使う機会も必然的に少なくなります。
いざというときに有効期限が切れていたということがないようにしっかりと管理しておきましょう。
キャッシング枠やリボ払い利用は避ける
複数枚のクレジットカードを持つと、それぞれに「キャッシング枠」が付帯していると思います。
しかし、このキャッシング枠については、利用すると「貸金業法」による年収制限などに影響するものなので、できるだけ枠自体を無くしておくことをおすすめます。
実際には「借入金」なのですが、クレジットカードの特性上、消費者ローンなどと違いショッピングと混同してしまいがちです。
このため、借金をしている意識が薄れるほか、支払いもショッピング利用と一緒になるので、管理がしにくくなるというのが理由です。
もし必要であっても、目的別のローンを個別に借りるほうが、借入の主旨が明確になるだけでなく金利が安くなることもあります。
リボ払いは本当に便利な支払い方法?
毎月の支払額が安くなることで便利に思える「リボルビング払い」についても、実質年率15%という高い金利手数料がかかることにご注意ください。
この「リボ払い」については、返済額が抑えられる代わりに支払い期間が長くなるため、将来的な資金管理が難しくなっていきます。
クレジットカードを上手に使い分けるためには、キャッシング同様に避けるべき利用法といえるでしょう。
クレジットカードの使い分けまとめ
複数枚のクレジットカードは、うまく使い分けることで多くのメリットを受けることができます。
しかし、全てにおいて有利かというとそうではなく、管理が行き届かないときにはデメリットにつながることもあります。
クレジットカードを使い分けるときにも、それぞれのメリットを活かす利用法と、デメリットを抑える管理が必要です。
すぐにできる対策としては、「毎月の請求書にはきちんと目を通す」ことや、支払い方法に「リボ払い」は選択しないような習慣を持っておくことからになります。
また、「ショッピング利用限度額を下げておく」・「キャッシング枠を無くしておく」などについては、カード会社に依頼すればすぐに対応してくれる内容です。
ただし、再び限度額を上げたいときやキャッシングを利用したいときには、その時点での再審査になることにご注意ください。
現金払いにはない魅力あふれる特典が詰まったクレジットカードも、生活を豊かにできるかは自分次第です。
月並みではありますが、「ご利用は計画的に」という言葉は常に忘れないようにしておきましょう。
【ちょっと待って!クレジットカードを作る前に。】
消費者庁提供:「クレジットカードの特徴と注意点とは?」
【ちょっと待って!クレジットカードのキャッシングを利用する前に。】
消費者庁提供:「お金を借りるのはどんなとき?クレジット・ローンの仕組み」
【クレジットカードを作る前に確認しましょう。】
消費者庁提供:「キャッシュレス決済の種類と仕組みを理解しよう」
当記事管理者情報 プレミアム優待倶楽部PORTAL運営 株式会社ウィルズ マーケティング室 担当:山中
記事管理者情報 | 経歴・概要 |
プレミアム優待倶楽部PORTAL 運営 株式会社ウィルズ マーケティング室 山中 慶太郎 (Keitaro Yamanaka) |
株式会社ウィルズ マーケティング室 山中 慶太郎 (Keitaro Yamanaka) 慶應義塾大学卒業 株式会社ウィルズ並びに、 ウィルズ子会社ネットマイルの マーケティング業務を統括。 本トピックでは、有識者の監修を行い、 消費者志向自主宣言のポリシーの基、 幅広く金融商品に関するご紹介を行っております。 記事内容に関する、誤りの修正、 ご質問などがございましたら、 当社、お問い合わせフォームからお申し出ください。 |