アコムの審査は甘い？審査に落ちる人の特徴や原因・アコムの審査に落ちない対策方法も紹介

「アコムは審査が甘い」

このような噂を耳にしたことがある人は多いと思います。

結論から言うと、アコムの審査は決して甘くありません。

アコムを含む消費者金融は銀行の融資と比べると比較的審査に通過しやすいことは事実ですが、金融庁の貸金業法に則って審査をしています。

そのため、アコムの審査は誰でも通過できるというわけではありません。

とはいえ、アコムの貸付条件を満たしていれば審査に通過できる可能性は十分にあります。

この記事では、アコムの審査通過率や審査基準、審査落ちする人の特徴、審査の流れ、審査に落ちないための対策などを紹介します。

アコムの直近の審査通過率は40％以上！他の消費者金融よりも高め

アコムは大手消費者金融の中でも審査通過率を高い水準でキープしています。

審査通過率は、新規申込者のうち、審査に通過した人の割合です。

この審査通過率が高いほど、審査に通過できる可能性が高くなります。

大手消費者金融における直近1年間の審査通過率を比較してみました。

参照：アコムマンスリーレポート2023年3月末、アコムマンスリーレポート2023年9月末、アコムマンスリーレポート2024年2月末、SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標2023年3月期、SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標2024年3月期、アイフル月次推移/AIFUL Monthly Data (2022/4～2023/3)、アイフル月次推移/AIFUL Monthly Data (2023/4～2024/3)

アコムの審査は甘くないですが、審査通過率は高いカードローンであることが分かるでしょう。

とはいっても、審査通過率は平均40％ほどで、10人に6人は審査に落ちているということです。

審査で重視されるポイントなどをあらかじめ理解していれば、審査申し込みの前の対策ができます。

以下では、アコムの申し込み条件や審査基準を解説します。

アコムの申し込み条件

アコムの申し込み条件は、以下の通りです。

これらの条件を満たしていないと、審査に通過することができません。

アコムの公式サイトでは、次のように記載されています。

20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。

出典：アコム公式サイト

アコムは未成年や無職は利用できません。

20歳以上で安定した収入がある方が審査に通過するための条件です。

アルバイトやパートでも、毎月継続した収入があれば審査に通過できる可能性は十分にあります。

アコムで借入できる？審査基準を確認する方法

アコムでは、公式サイトより「年齢」「年収」「カードローン他社お借入額」の3つの項目を入力するだけで借入可能かが分かる「3秒診断」があります。

とても簡単ですので、申し込みの前に利用してみてください。

ただし、この「3秒診断」は借入を検討する際の目安です。

実際の審査では結果が異なる場合があるため、注意してください。

アコムの審査基準は厳しい？審査に通過するためのポイント・コツ

ですが、アコムは審査基準に満たない理由などを開示しないため、

審査に落ちても、その理由を知ることはできません。

全ての貸金業者は、申込者の属性と返済能力の有無を必ずチェックします。

また、過去に滞納がないかなどを確認するために、信用情報機関に照会をかけて調べることもします。

アコムの審査では申込者の属性と信用情報をチェックする

アコムの審査では、申込者の属性と信用情報をチェックします。

申込者の属性情報とは、申込者の年齢や勤務先、雇用形態、家族構成、住居状況・住居年数などの情報です。

消費者金融では審査の時に申込者本人の属性をチェックします。

信用情報とは、クレジットカードや割賦販売、各種ローン等の契約について、契約内容や支払い状況等の客観的な取引事実を登録した個人の情報です。

これらの情報は、申込者の返済能力の高さに直結する大事な情報です。

返済能力のない人にお金を貸し付けるのは、貸金業者からしてもリスクしかありません。

貸し倒れのリスクを避けるためにも、これらの情報は厳しくチェックしているのです。

返済能力の有無は雇用形態によって左右される

返済能力の有無は、雇用形態によっても左右されます。

アコムはアルバイトでもパートでも自営業でも安定した収入があれば審査に通過することができます。

しかし、毎月安定した収入が保証されている正社員と比べると、返済能力は低いとみなされがちです。

派遣社員や契約社員、フリーランス、学生なども同じです。

公務員や正社員は返済能力で高く評価されるので、他の雇用形態の人よりも審査に通過できる可能性は高くなります。

ただ、正社員といっても入社して数か月しか経っていない場合、離職のことも検討されて審査に落ちることもあります。

職種によっても返済能力の評価が異なる

返済能力の評価は、雇用形態だけでなく職種によっても異なります。

例えば、医師や銀行員、弁護士などは審査で有利になる傾向が多いです。

高収入かつ安定しており、返済能力が高いと判断されやすくなります。

逆に、どれだけ収入が高くても水商売やアーティスト、農業・漁業などは毎月の売上が大きく変動することが多いので、「安定した収入」という面では不利になります。

アコムの審査に落ちる人の共通点

ここからは、アコムの審査に落ちる人の共通点を紹介します。

毎月継続した収入がない

アコムの審査では、「安定した収入」が条件にあります。

しかし、この安定した安定した収入に明確な定義はありません。

実際にアコムで借入している人の年収別割合を見てみると、200万円～500万円以下が66.8％です。

参考：四半期データブック

アコムはアルバイトやパートなど、年収が低い方でも審査に通る可能性は十分にあります。

アルバイトで月10万円以下の収入でも、6ヶ月以上安定して働いていれば十分に借りられる可能性は高いです。

逆に、一時的に収入が高くても、継続した収入でなければ審査に落ちることもあります。

重要なのは「安定」です。

現在、毎月安定した収入がないなら、最低でも6ヶ月以上安定した収入を確保してから申し込みをするようにしましょう。

これだけでも審査に通る可能性は高くなります。

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他社で審査落ちした後にすぐにアコムへ申し込む

初めて消費者金融からお金を借りる際に、アコムを選ぶ人は多いです。

ですが、審査落ちを懸念して「念のために他の消費者金融にも申し込みをしておこう」と思う人も多いはず。

他の消費者金融に同時申し込みをしてしまうと、多重申込とみなされて審査に落ちてしまうことがあります。

逆もしかり、他社に申し込みをしてからすぐにアコムへ申し込みをしても、審査に落ちる可能性が高いです。

どの貸金業者も審査においてCICやJICCなどの個人信用情報機関へ信用情報の照会を行います。

照会時に複数の貸金業者に申し込みをしていると、「相当お金に困っている人」と判断されて審査落ちの原因となってしまうのです。

アコムで審査に通過してお金を借りたいなら、まずは申し込みをアコム1社に絞って申し込みをするようにしましょう。

再申し込みをしたいなら、信用情報に登録されている申し込み情報が消える6ヶ月以上経ってから申し込みをするようにしてください。

申込時に誤った情報を入力する

申込時に誤った情報を入力してしまった場合も、審査落ちの対象です。

申し込み情報を間違えると、虚偽の申告を疑われてしまいます。

せっかく審査に通過できたのに、誤った情報を入力したことがきっかけで審査に落ちてはもったいないです。

今すぐにお金を借りたい人は、焦って申し込み情報の記入ミスが多くなりがちです。

在籍確認の電話に対応できなかった

アコムの審査では、在籍確認が必須です。

ただし、アコムの在籍確認では原則電話での連絡は必須としておらず、書類で代用可能です。

例外として、電話での在籍確認が必要と判断された場合、申込者に同意を取った上で、勤務先に電話をかけて在籍確認を行います。

在籍確認の際に勤務先との連絡が取れなかったり、そこから適切な回答が得られなかった場合、審査不合格になることがあります。

自分が電話に対応できる時間帯を指定したり、会社の人に自分宛に電話が来るかもしれないということを伝えておくようにしましょう。

信用情報に事故情報が登録されている

信用情報には、過去の借入や返済履歴、延滞情報などが含まれます。これらの情報が不利に働いた場合、審査に通過することは難しくなるでしょう。

滞納があればもちろん審査に影響が出てしまいます。

また、クレジットカードやローンの滞納以外にも携帯電話の支払い履歴、奨学金の返済履歴なども審査に影響することを念頭に置いておきましょう。

ちなみに、信用情報機関に登録された延滞情報は完済から5年間登録されます。

現在信用情報に事故情報が登録されている状態では、審査に通過することはほぼ不可能です。

そのため、事故情報の登録が抹消されてから申し込みをするようにしましょう。

アコムの審査の流れ！借入まで最短20分

ここからは、アコムの審査の流れについて解説します。

申し込みから借入までの流れを事前に把握しておきましょう。

アコムではインターネット、自動契約機、電話、郵送の4通りの申し込み方法がありますが、ここではインターネット申し込みを例に解説します。

インターネット申し込みなら24時間いつでも自分の都合の良い時間に申し込みができ、スマホやPCの扱いに慣れていれば5分程度で申し込み手続きを済ませられます。

STEP:①アコムの公式サイトから申し込む

まずは、アコムの公式サイトに設置されている「お申込み」ボタンをタップしましょう。

すると、申し込みフォームが表示されるので、必要な情報を入力してください。

申し込みフォームでは、氏名や生年月日、性別などの基本情報をはじめ、勤務先情報や家族構成、住居状況なども入力します。

必要な情報を全て入力したら、確認画面が表示されるので記入内容に間違いがないかを何度も確認し、「お申込みを完了する」をタップしてください。

STEP:②必要書類を提出する

次に、Webやスマホアプリで必要書類を提出します。

提出する書類は、本人確認書類と収入証明書です。

収入証明書は必ず必要ではなく、状況に応じて提出が求められます。

提出に使える本人確認書類は、以下です。

「アコムのご契約が50万円を超える人」「他社を含めたお借入総額が100万円を超える人」は以下のいずれかの収入証明書も必要です。

収入証明書は必要なタイミングに手元にないと時間がかかりますので、スムーズに手続きを進めるために事前に用意しておくのが賢明です。

STEP:③在籍確認・審査

次に、在籍確認と審査です。

貸金業者では審査において在籍確認を必ず行いますが、アコムでは、原則、電話での在籍確認はしていません。

書類や申告内容での確認を実施し、もし電話が必要となる場合も、申込者の同意を得ずに実施することはありません。

電話で在籍確認をする際も、「〇〇と申しますが、△△さんはいますか？」とプライバシーに配慮して個人名で行います。

そのため、会社に電話がかかってきてもバレにくくなっています。

また、インターネットで申し込みをした場合、審査時間は最短20分です。

審査結果はメールまたは電話で連絡が来るようになっているので、連絡が来るまで待ちましょう。

STEP:④契約完了

審査が完了すると、「契約手続きのお願い」というメールが届きます。

内容を確認し、間違いがなければその後同意をすることで契約完了です。

契約完了までを21時までに済ませられれば、即日融資を受けられます。

Web申し込みならカードレスで契約することも可能で、振込にてすぐに融資を受けられます。

使いすぎに注意しながら、必要な借入をしましょう。

アコムの審査に落ちた次におすすめの消費者金融

ここからは、アコムの審査に落ちた次におすすめの消費者金融を2社紹介します。

アイフル

アイフルは、審査や融資スピードが早いことが特徴のカードローンです。

郵送物なし＆カードレスでプライバシー配慮も抜群。

即日融資も可能なため、急にお金が必要になった場合でも当日中に借入できます。

ローンカードの代わりとしてスマホATMや借入・返済ができるアイフルのスマホアプリは、キャッシングに関するさまざまなことができて利便性も高いです。

初めての借入なら初回契約日の翌日から30日間の無利息期間があり、30日以内に完済できれば利息0円で済ませることも可能です。

在籍確認の電話連絡は原則なし、郵送物なしで契約できるから家族にも会社にもバレずに申し込みができます。

初めてだとプライバシーも気になるところですが、アイフルの配慮はありがたいと言えるでしょう。

※申込状況によっては、20分を超える場合もございます。

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※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます

プロミス

プロミスは即日融資に対応しており、最短3分で借入できるのが特徴です。

審査スピードの早さや大手消費者金融ならではの対応の良さなどが高く評価されています。

最短3分融資はトップクラスのスピード感です。

契約後は瞬フリサービスで最短10秒で指定した口座にお金を振り込んでもらえるので、スマホからすぐに借りられます。

また、スマホアプリを利用するとコンビニATMで借入や返済する際にカード不要で手続きができます。

無利息期間もお得で、初めてのご利用なら初回契約日の翌日から30日間利息が0円です。

他社カードローンでは初回契約日から30日間の無利息期間がほとんどなので、プロミスならではの大きなメリットと言えるでしょう。

プロミスレディースなら女性専用ダイヤルも完備しており、女性オペレーターが担当してくれるので、相談を女性同士で行えます。

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

アコムの審査に関するQ＆A

最後に、アコムの審査に関するよくある質問にまとめて回答していきます。

アコムの審査は厳しいですか？

アコムでは貸金業法に則って審査をしており、過度な貸付を防ぐためにも厳しく審査を行っています。

ですが、審査通過率は平均40％ほどと、他の消費者金融と比べると高いです。

そのため、アコムだけが特別審査が厳しいというわけではありません。

アコムの審査に落ちたらデータは残りますか？

アコムの審査に落ちたら、申し込み情報が残ります。

ですが、アコムで審査落ちしても二度とアコムで借りられないわけではありません。

前回審査に落ちた理由を解消できれば、再申し込みをした時に審査に通過する可能性は十分あります。

アコムの審査に落ちた原因は？

アコムの審査に落ちる原因としては、「毎月継続した収入がない」「他社で審査落ちした後にすぐにアコムへ申し込む」「申込時に誤った情報を入力する」「在籍確認の電話に対応できなかった」「信用情報に事故情報が登録されている」などが挙げられます。

審査落ちの原因を理解していれば、審査に通るための対策もしやすくなります。

申し込み前に審査落ちの原因を確認し、自分が当てはまっていないかを確認してから申し込みをしてみてください。

アコムで借りれない人は？

アコムで借りられない人は、「無職」「専業主婦」「20歳未満」「年金受給のみの方」「過去の金融事故を起こしている」「安定した収入がない」などが挙げられます。

アコムの申し込み条件は「アコムの基準を満たす方」、「安定した収入と返済能力がある方」です。

最低でもこの2つの条件を満たしているかを確認してから申し込みをするのが良いでしょう。

アコムの仮審査に通ったら本審査も通る？

アコムでは年齢、年収、他社借入額の3つの項目を入力するだけで簡単に借入可能かが分かる「3秒診断」があります。

この仮審査で通ったとしても、必ず本審査に通るわけではありません。

アコムの本審査では人の手によって確認や本人確認を行います。

アコムの仮審査に通っても、「本審査で落ちた」ということもあるため注意してください。

アコムの審査｜まとめ

この記事では、アコムの審査通過率や審査基準、審査落ちする人の特徴、審査の流れ、審査に落ちないための対策などを紹介してきました。

アコムの審査は決して甘くないです。

審査通過率は40％前後で、約6割の人が落とされている計算です。

しかし、審査通過率は他の消費者金融と比べても高く、審査条件さえ満たしていれば審査に通過する可能性は十分にあります。

安定した収入があることを示せば、アルバイトでもパートでも審査に通過できます。

アコムの審査基準をしっかり理解し、正しい情報を申告すれば、審査に通過できるでしょう。

この記事を参考に、アコムの審査申込をしてみてください。