ファクタリングの審査とは?審査基準・審査が通らない理由・落ちる会社のポイントを解説

資金不足で新規の仕事が始められない

銀行の借入をせずに資金を調達したい

などといった理由から、ファクタリングを利用したいという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ファクタリングの審査基準から、審査が通らない理由や落ちる会社のポイントを押さえ、審査基準をクリアできる方法を徹底解説します。

ファクタリングの審査についてまとめると…
  •  ファクタリングは「売掛債権」と呼ばれる未回収金の買取サービス
  • ファクタリングの審査基準は「信用力」
  • 買取できない売掛債権も存在する
  • 審査に通りやすいポイントを徹底解説
  • ファクタリング会社の特徴を見極めて正しく選ぶことが大切
  • おすすめの優良ファクタリング会社を紹介
当記事の監修者
ファイナンシャルプランナー
金子賢司さん
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
<保有資格>CFP

金子賢司さん公式ホームページ

ファクタリングとは?

ファクタリングとは
  • 売掛債権を買い取るサービスのこと

売掛金・・・商品やサービス提供で売上が発生しているものの、まだ回収できていない代金

飲食店でよく聞かれる「ツケておいて」という状態です。

飲食を提供したお店に対し、利用したお客側が後日支払うと誓約すると、お店の帳簿には「売掛金」として計上されます。

この売掛金を回収期限内にファクタリング会社へ現金で売却できるという資金調達手段のひとつです。

ファクタリング会社へ譲渡した際の手数料を差し引いた分が現金で支払われます。

ファクタリングは、銀行などからの借入ではありませんので、負債も増えません。

貸し倒れリスクも軽減され、すぐに現金が入るため安心して利用できます。

ファクタリングは、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類があります。

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングとは、ファクタリング会社と利用者の間でおこなわれるファクタリングのことです。

ファクタリング会社が売掛債権を担保に、利用者側へ資金を渡します。

利用者側は、売掛金が入り次第ファクタリング会社へ返済する仕組みです。

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングとは、ファクタリング会社と利用者、売掛先の間でおこなわれるファクタリングのことです。

申し込み側はファクタリングを利用することを売掛先へ通知し、承諾を得た上で支払先をファクタリング会社へ変更します。

売掛先は期日までに直接ファクタリング会社へ支払うという仕組みです。

2社間ファクタリングの場合、ファクタリングを利用することが売掛先へ知られずに済む半面、売掛先からの資金は一旦利用者側へ支払われるため、ファクタリング会社にとってはリスクを伴いますので手数料が高く設定されています。

一方、3社間ファクタリングの場合は、売掛先へ知られるという大きなデメリットが発生する分、ファクタリング会社にとっては資金未回収のリスクが減るため、手数料が安いのが特徴です。

ファクタリング会社が審査で重要視する2つのポイント

ファクタリング会社が審査の際に重要資する点は2つあります。

ファクタリング会社が審査で重要視するポイント
  •  請求先は信用できるか
  • 申し込み側(利用者)は信用できるか

それぞれについて、信用できるかどうかが重要になってきます。

請求先(売掛先)は信用できるのか?

ファクタリング会社で行われる審査では、売掛先の信用力が最も重要視されます。

ファクタリング会社を利用する売掛金は、売掛先に資金回収が見込めることを前提に利用することが望ましいです。

申し込み側(利用者)は信用ができるのか?

売掛先の信用と同様に、ファクタリングを利用する申し込み側の信用も大切です。

特に2社間ファクタリングは、売掛先から一旦申し込み側へ入金され、申し込み側からファクタリング会社へ支払う仕組みとなっています。

ファクタリング会社としては持ち逃げされるリスクもあるため、申し込み側に信用があるかがより重要視されます。

ファクタリングの審査基準

ファクタリング会社を利用するには、売掛金の買取にあたって審査基準を通過する必要があります。

ファクタリング会社は、審査を通して自社へのリスクの有無や、優良な取引相手かどうかを判断しています。

では、審査基準にはどのような項目があるのでしょうか。

ファクタリングの審査基準
  • 請求先(売掛先)の信用力が最も重要
  • 請求先(売掛先)の経営状態が資産の差し押さえを不安視されるようだと厳しい
  • 売掛金の支払期日も審査対象である
  • 申し込み側の信頼性も見られている
  • 架空の売掛金など不正な契約ではないかを見極めている

請求先(売掛先)の信用力

請求先の信用度
  • 上場企業・公的機関であるか
  • 資産の差し押さえが発生する可能性はありそうか

上場企業・公的機関であるか?

ファクタリングの審査基準として重要視されている請求先(売掛先)の「信用力」とは、支払い能力があるかという点です。

売掛先が上場企業や公的機関であれば支払い能力を認められ、資金の回収が見込めると判断され審査に通りやすい傾向にあります。

資産の差し押さえが発生する可能性はありそうか

差し押さえは、借金や金融機関への借入返済の延滞や税金の滞納がある場合に発生します。

国税徴収法が定める差し押さえられる財産の種類は「動産(給料、貴金属など)・有価証券」「不動産」「船舶、飛行機」「自動車、建設機械、小型船舶」「特許権、商標権、著作権(第三債務者等がない無体財産権)」「電話加入権、株式(第三債務者等がある無体財産権)」そして「債権」です。

売掛債権も差し押さえの対象となりますので、売掛先の経営状況によっては審査に落とされることも否めません。

請求先(売掛金)の支払い日

ファクタリング会社は、売掛先による支払期間が短いと審査も通りやすくなります。

長くても2ヶ月程度とされており、それ以上長い期間になると回収リスクも上がるため、審査がより慎重となってしまいます。

申し込み側の信頼性

ファクタリングは、売掛先と同様に申し込み側への信頼も重要視しています。

売掛先の倒産などにより、売掛金の回収が困難な場合は申し込み側へ請求します。

申し込み側が個人事業主の場合、売掛金全額を請求したとしても、資金はすでに経営に投入されていて返済が難しいケースも少なくありません。

ファクタリング会社によっては受け入れている業者もあるようですが、法人との財力の差から、個人事業主からの申し出に消極的なのが現状です。

また、審査をする際に必要な書類がなかなか揃わず提出が遅れたり、偽造が疑われるようなものであったりと、経営者側への不信感を抱かせるようなモラルの欠ける対応を行っても、審査から外されることもあり得ます。

ファクタリング会社からの要請には迅速丁寧な対応を心がけましょう。

申し込み側の信用度
  • 請求先とは、継続して取引があるか?
  • ファクタリング利用額の大きさと申し込み側の規模

請求先とは、継続して取引があるか?

ファクタリング審査では、申し込み側と売掛先との間で継続して取引があるかを確認します。

これは、申し込み側が売掛先と結託し架空の売掛金を作り、ファクタリング会社から売掛金を騙し取るといった犯罪行為を防止するためです。

申し込み側が架空の売掛先をあたかも存在するかのようにして買取を申し込む可能性もあります。

また、売掛金自体がすでに不良債権のケースも考えられますので、あらゆる角度から厳しく審査が行われます。

ファクタリング利用金額の大きさと、申し込み側の規模

ファクタリング会社は、利用金額と申し込み側の経営規模が釣り合っているかも審査対象としています。

年商2000万円規模の企業が1000万円の売掛債権があると申し出た場合、よほど正当な根拠のある目的がないと持ち逃げなどを疑われ審査を通過するのは難しいでしょう。

売掛債権の種類

売掛債権には、受取手形と売掛金の2種類があります。

受取手形とは、企業が経営上の取引で取引相手から受け取れる「約束手形」や「為替手形」といった支払期日内に額面どおりの金額の支払いを約束する証書です。

売掛金とは、商品やサービス提供を受けた分の未払い金を意味します。

ファクタリングの審査に落ちる売掛債権

審査ができる売掛債権
  • 製品売買、サービス提供代金
  • 運送料、郵送料
  • 診療報酬(介護報酬、調剤報酬)
  • 建設業債権
  • 行政や法人に対する債権
審査ができない売掛債権
  • 売掛先が個人事業主
  • 売掛先の経営内容が厳しい
  • 事業に関係ない個人間の債権
  • 「下請代金支払遅延等防止法」に規定される債権
  • その他売掛金の回収に不安がある債権

ファクタリングの審査に通りやすくなる3つのポイント

ファクタリングの審査基準をふまえ、審査が通りやすくなるポイントを解説していきます。

ファクタリングの審査に通りやすくなるポイント
  • 社会的信用の高い売掛先を選ぶ
  • 支払期日までの猶予期間が短い債権で利用する
  • 希望金額は企業の規模に見合った額を提示する

社会的信用度が高い売掛債権を利用する(公的機関や上場企業など)

まず、ファクタリングを利用するには信用度の高い売掛債権を利用することが最も大切です。

公的機関や上場企業など、社会的に信用のおける企業であれば、突然の倒産などの心配も少なく審査も通りやすいです。

逆に、風俗関係やギャンブル関係など社会的評価が低いとされる業種は審査が厳しくなっており、法人化して経営規模が大きくても審査が通らない可能性があります。

売掛金支払い日までの期間が短い債権を利用する

次に、売掛金の支払サイトがなるべく短い債権を選んで利用する必要があります。

支払サイトとは、取引期間の締め日から支払期日までの猶予期間を意味します。

サイトが長期化すると、ファクタリング会社にとって回収リスクが上がるため、その分手数料も高くなります。

場合によっては審査に落とされる可能性もありますので、注意しましょう。

金額は相応の額で申し込みをする

売掛金の買取を申し込む上で希望する資金額は、企業の経営規模や年商に相応の額を提示するようにしましょう。

年商の半分を超えない程度が妥当な希望金額だといえます。

それ以上の額で申し込みをした場合、事業以外での使い道を疑われてしまう恐れがあります。

ファクタリング会社の正しい選び方

ファクタリング会社を利用するには、どのように選べばいいのでしょうか。

各社それぞれ広告や自社HPなどを使ってメリットを大きく打ち出していても、実際に優良な会社であるかの見極めが大切です。

では、ファクタリング会社を正しく選ぶポイントをご紹介します。

ファクタリング会社の選び方
  • 審査~資金調達までどのくらい時間がかかるか
  • ファクタリング利用時の手数料
  • 審査通過率で見る審査基準の柔軟性

審査・融資までのスピード

まずは、申し込み後の審査~融資までどのくらいかかるかをチェックしましょう。

資金調達までの日数はそれぞれ異なるため、気になる会社に確認する必要があります。

相場として、3社間ファクタリングでは3日~1週間程度、2社間ファクタリングだと即日~2日程かかるとされています。

3社間ファクタリングの場合、売掛先に承諾を得る分時間がかかってしまいますので、すぐに資金調達が必要であれば2社間ファクタリングを選ぶことをおすすめします。

ファクタリング利用の手数料

「せっかくファクタリングを利用したのに手数料が高く取られてしまった」なんてことは避けたいですよね。

なるべく損をしないためにも、ファクタリング利用時の手数料は必ず押さえておきたいポイントです。

ファクタリングの手数料の相場として、2社間ファクタリングは10%~30%、3社間ファクタリングは1~10%に設定されています。

手数料の高さだけで考えると3社間ファクタリングを選びたくなりますが、上記でも解説したように、3社間ファクタリングは売掛先にファクタリングを利用することが通知される、資金調達まで時間がかかるといったデメリットもあります。

手数料が安いからといって契約し、売掛先へ「資金繰りが厳しい企業なのでは」とネガティブな印象を与え、今後の取引に影響が出てしまうケースも考えられますので、信頼関係のある企業のみ利用することをおすすめします。

一方、2社間ファクタリングの場合、資金調達も最速即日には現金化され、売掛先に知られることもありませんが、売掛先から一旦申し込み側へ入金されるため、持ち逃げなどファクタリング会社へのリスクが懸念されていることから、手数料が高く設定されています。

手数料の設定は各社で異なるため、気になる会社に金額を確認し、自社の現状に見合う最適な方法を選びましょう。

審査通過率

大手ファクタリング会社になるほど、リスク回避を重要視するため審査が厳しく手数料も高く設定されています。

中小規模のファクタリング会社になると審査通過率や、成約率、買取率も高く、手数料も大手に比べ安い傾向にあります。大手企業にこだわらず、複数の会社へ見積もりを出し、審査を受けることで相性のいいファクタリング会社を見つけることができます。

ただし、中小規模のファクタリング会社を装ったヤミ金業者も存在します。

売掛金を担保にしたローンを持ちかけられたり、売掛債権譲渡契約に償還請求権が存在していないかなど、怪しい内容がないか契約前に必ず確認しましょう。

【即日・個人OK】おすすめ優良ファクタリング業者3選

ファクタリング会社の正しい選び方を基準に、国内でもおすすめの優良ファクタリング会社をランキング形式でご紹介します。

会社によってメリット・デメリットがありますので、特徴を把握し、企業にとって最適なファクタリング会社を選ぶことをおすすめします。

おすすめのファクタリング会社
  •  ”企業ファースト”を掲げ審査通過率93% 【アクセルファクター】
  • 手続きも簡単スピーディー 【ビートレーディング】
  • 申し込みから入金までオンラインで完結【QuQuMo】

第1位【審査通過率93%】アクセルファクター

アクセルファクターは、企業の目線を大切にした柔軟性のある審査で、審査通過率93%を誇るファクタリング会社です。

企業の運営資金の保持や資金不足の解消を第一に考え、最速の改善を目標に掲げることで全体取引のおおよそ半数が即日完遂しています。

また、多くのファクタリング会社では債権の買取額の下限を100万~と高額に設定されているなか、アクセルファクターでは下限を設定していません。

30万円程度の少額債権からでも相談できますので、個人事業主の方との契約も可能です。

手数料も2%~と、他社と比較してもリーズナブルとなっていますので費用が心配な方にも安心して利用できます。

また、債権の買取条件として支払期限が最長180日以内となっており、他社では支払いサイトが長いことを理由に断られてしまった債権も、アクセルファクターなら審査をクリアする可能性があります。

企業からの不安の声に寄り添った方針で、最適な価格でスピーディーに応えてくれる優良なファクタリング会社といえます。

第2位【最短12時間で入金】ビートレーディング

ビートレーディングは、最短12時間で資金調達ができるファクタリング会社です。

手続きに必要な書類も申込書・通帳・請求書や注文書などの成因証書の3点のみ提出すれば、平均30分以内で審査結果が分かります。手数料は2%~と安心価格で提供されており、買取の下限上限の設定もありません。

過去には10万円~7億の買取実績があり、幅広い企業との契約で審査通過率は98%です。

契約方法も対面、出張、郵送と企業の都合に合わせて選べるので、店舗への来店が難しい方や直接顔を合わせるのが面倒な方でも安心です。

営業所が東京、仙台、大阪、福岡の4店舗あることも、迅速な対応や資金調達が可能な理由のひとつです。

自社ホームページ内で行える「ファクタリング診断」で、企業の現状に合ったファクタリングの方法を見つけることができますので、「利用方法で迷っているが直接連絡するはちょっと抵抗がある」とためらっている方は、試しに診断してみることもおすすめします。

第3位【完全オンライン完結】QuQuMo

QuQuMoは、スマートフォンやPCを使ってオンライン上で手続き可能なファクタリング会社です。

来店不要で、最速2時間で入金まで完了するため、店舗に行くのが難しく、手続きの時間が取れない方にもおすすめです。

手数料が1%~と業界内でもトップクラスの低コストで利用できます。

買取の下限上限がなく、売掛金があれば法人でも個人事業主でも契約が可能です。

企業との大切な契約をオンラインで手続きを行うため、セキュリティ対策も万全です。

弁護士ドットコムが監修する「CLOUDSIGN(クラウドサイン)」という業界シェア80%を誇る電子契約サービスで契約締結を行うことで、外部へ情報漏えいの心配もありません。

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