みずほ銀行はおすすめできる？口コミ評判やメリットデメリット、他銀行と手数料を比較

結論から言うと、みずほ銀行は大手銀行のため、利用できるATMが豊富にあり利便性が高い口座です。

しかし、一方で口座開設する方法やATM手数料について、利息などは申し込みする前に知っておきたい内容かと思います。

その他にも、みずほ銀行は『みずほマイレージクラブ』や『みずほダイレクト』など知ってお得になるサービスがたくさんあります。

口コミもご紹介しつつ、みずほ銀行について解説しますので参考にしてみてください！

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当記事の監修者

ファイナンシャルプランナー 鳥谷 威さん

父の会社を継ぎ有限会社バード商会代表取締役。福岡の大学を卒業後、大手ガス会社にて家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年間従事。 FPを一生涯の仕事にしたく、約3年かけてFPの最上位資格であるCFPR資格を取得。現在は、各種金融メディアでの執筆・監修・日本FP協会での相談員としても活動中。得意分野は、家計管理(とくに光熱費)と資産形成。 ＜保有資格＞FP®認定者１級FP技能士、DCプランナー2級、証券外務員Ⅰ種 鳥谷 威さん公式ホームページ

みずほ銀行の特徴

みずほ銀行は、日本3大メガバンクとも言われており、全国に支店があることや利用可能なATMがたくさんあるため、使いやすさにも定評があります。

一方で、預金時の金利が安いことや、振り込み手数料が高いなど気になる面もあるのではないでしょうか。

みずほ銀行での口座開設に悩んでいる方は、みずほ銀行がどんな銀行なのか特徴を捉えましょう。

初めは総合口座開設がおすすめ

みずほ銀行を利用するなら、まずははじめに総合口座の開設をしましょう。

口座の種類は、目的別に7種類あります。

7種類の口座のうち、総合口座は普通預金・定期預金・積立定期預金・総合口座貸越（自動融資機能）をセットで利用可能です。

口座の目的はそれぞれにありますが、給与振り込み口座や通常の引き落としなどは一般的に普通口座で利用します。

それ以外の口座としては、定期預金の貯蓄専用口座が用意されています。

ネット取引するなら『みずほ銀行ダイレクト』

みずほ銀行ダイレクトは、インターネットバンキングとして銀行の機能を利用できる便利なサービスです。

みずほダイレクトに登録すると、以下のようなことができます。

取引明細は、最大10年間分の確認が可能です。

みずほ銀行ダイレクトでは、みずほ銀行同士の振り込みは手数料無料、家賃や税金の支払いも簡単に行えるため、便利に日常の銀行業務を利用できます。

アプリなら登録も簡単！優秀な使い心地

みずほ銀行ダイレクトに登録をした上でアプリもいれると、さらに簡単にいつでも銀行業務ができます。

アプリ起動時には生体認証を使用し、振り込み時にはワンタイムパスを採用、このような二重のセキュリティ対策をとっているため、安心して利用ができます。

また、毎月の入出金をグラフで分かりやすくしたものもみられるため、家計管理にも非常に便利です。

さらに、アプリなら審査不要でキャッシュレス商品が利用できるのでおすすめです。

『みずほ銀行マイレージクラブ』は入会するとお得がたくさん

みずほ銀行の口座を作るなら、みずほ銀行マイレージクラブに入ると利用できるお得なサービスの幅が広がります。

キャッシュカードとクレジットカード一体型に申し込みしている場合は、自動的にマイレージクラブにも入会となっていますのでチェックしてみましょう。

キャッシュカード単独で利用しているのであれば、別途マイレージクラブに入会することになりますが、どちらの場合でも年会費などの費用は一切かかりませんので入会しておいて損はないでしょう。

また、18歳以上〜25歳未満の学生の方が在学中に学割登録すると、以下の手数料が無料となりますのでお得です。

みずほ銀行のメリット・デメリット

みずほ銀行の口座を作ろうかなと検討しているなら、メリットやデメリットは把握しておきたい内容といえるでしょう。

以下では、どんなメリットとデメリットがあるのか、分かりやすく解説していきます。

みずほ銀行を利用するメリットとは

駅やコンビニなど、たくさん利用できるATMがあるため入出金には困らないといえるでしょう。

さらに、みずほ銀行はキャッシュレス決済にも対応しているため、数が多く利便性は非常に高いといえます。

紛失時などは電話連絡が必要ですが、再発行手続きはスマホから可能です。

みずほ銀行を利用するデメリットとは

ネット銀行の中には、普通預金が最大0.2％、定期預金は最大0.25％としている銀行もあるため、預金での貯蓄には期待できないといえるでしょう。

ただし、実店舗のある銀行は皆同じ水準のため、預金を増やしたいならネット銀行がおすすめです。

2021年以降は度重なるシステム障害の頻発により、ATMでの入出金や窓口サービスが受けられないトラブルも多発していることもデメリットの1つといえるでしょう。

また、みずほ銀行は店舗数が少なくなったことやコロナでの窓口業務縮小により待ち時間が長い、予約がないと応対してもらえないなどの問題が発生しています。

しかし、これらの問題はインターネットバンキングを利用すれば窓口を利用する機会は減り、利便性は確保できるでしょう。

みずほ銀行の口コミ評判

実際に利用している方の口コミは、やはり気になるものです。

この章では、みずほ銀行の良い口コミや悪い口コミをご紹介します。

良い面も、悪い面も、両方の視点から見ることで、自分にあった銀行なのかを判断しましょう。

みずほ銀行の気になる口コミ①良い口コミ評判

みずほ銀行の良い口コミは、以下のとおりです。

取引状況により手数料無料サービスをうまく利用できている方は、満足度が高いように感じます。

また、ネットバンキングを利用している方はATMに並ばなくてもいいため時間を有効活用できているという点に評価が集まっていました。

みずほ銀行の気になる口コミ②悪い口コミ評判

みずほ銀行の悪い口コミは、以下のとおりです

店舗が少なくなったことにより、窓口に対応が集中し行員の対応が悪いといった口コミが目立ちました。

コロナ禍でさらに窓口縮小のため予約が必須になり、急ぎで利用したい方にとっては非常に不便になっているようです。

今後コロナが収束したのちの窓口業務がどのように変化するか、サービスの向上がなされるのかが期待されます。

みずほ銀行と他銀行の手数料比較

普段はあまり気にならないかもしれませんが、意外に銀行の手数料はかかっていることをご存知ですか？

実店舗のある大手銀行の場合と店舗を持たないネット銀行の場合、手数料に差が生じていますので参考にしてみましょう。

営業時間内での手数料比較

利用する銀行によって、営業時間内での手数料には細かく差が生じています。

特に、店舗がある大手金融機関とネット銀行の手数料には大きな違いがあります。

主な金融機関8社の手数料を比較してみましたので、以下の表でチェックしてみましょう。

【営業時間内での手数料比較表】

※尚、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行は利用するATMの機械によっては入出金手数料が異なりますので各社を参考にしてください。

条件を満たすと手数料が安くなる

みずほダイレクトを登録し、以下の表で一つでも条件を満たすと特典がもらえます。

出典：みずほ銀行

特典は以下のとおりです。

みずほ銀行で口座開設する流れ

みずほ銀行の窓口に行かなくても、口座開設ができるのを知っていますか？

みずほ銀行の口座開設専用アプリを入れれば簡単に自宅で口座開設ができます。

窓口に行くためには仕事を休んで行かなくてはならないなど、時間的に余裕のない方も多いかと思います。

そんな時は、アプリを入れて口座開設しましょう。

来店不要で、印鑑の必要もなく郵送の手間もありません。

スマホから簡単に申し込みが可能ですので、手順を順に解説します。

みずほ銀行で口座開設する手順①本人確認書類の登録

まずは『みずほ銀行口座開設手続き』専用アプリをダウンロードし、本人確認書類を登録します。

本人確認書類を撮影した後、顔写真撮影をします。

みずほ銀行で口座開設する手順②申込者情報の登録

次に、アプリで必定事項を入力し送信します。

先ほど登録した本人確認書類の情報と、入力した名前・生年月日・住所の内容が一致していることが条件となります。

みずほ銀行で口座開設する手順③本登録

自動返信された仮登録メールにURLがのっているため、アクセスします。

ここで本登録に必要な情報を再度送信することで、申込完了です。

本登録から数日後には、口座開設完了メールが届きますのでメールに記載されたURLから口座番号の確認をしてください。

手続きが済んだら、『みずほダイレクト』のアプリをダウンロードして登録しましょう。

みずほ銀行で口座開設する手順④カード発行

本登録から2〜4週間ほどで、キャッシュカードが届きます。

申し込みしたカードの種類によっては、お届け時期が変わりますので注意しましょう。

みずほ銀行でおすすめなサービス：みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンは、クレジットカードのローン機能のことを指します。

すでに口座を持っている方の場合、現在所持しているキャッシュカードと兼用型になります。

大手銀行のカードローンとあって信頼度は高く、さらに、他社銀行カードローンよりも金利が低めの設定のため人気があります。

みずほ銀行のカードローンの概要は以下のとおりです。
出典：みずほ銀行

WEBから簡単申込ができる

みずほ銀行のカードローンなら、24時間WEBで簡単に申し込みができます。

こちらも来店・郵送不要で、申し込みはWEB完結できるため手続きの負担が少なく、非常に便利です。

審査結果は翌営業日以降に回答がきますので、急いでいる方や来店する時間がなかなか取れない方は、WEB申し込みがおすすめです。

ATMで800万まで借入可能

キャッシュカードにクレジットカード機能を付帯するため、ATMで簡単に借入が可能です。

キャッシュカード1枚にまとまっているので、周囲からはクレジットカードのローンを使っているのか預金引き出しを行っているのかは分かりません。

通常ローンの借入を申し込みする場合は、住宅ローンや学費のローンなどのように使用用途が決まっています。

しかし、カードローンの場合は使用用途が決められていないため生活資金や買い物など自由に利用できるのが特徴です。

銀行カードローン借入額の相場は100〜500万ほどですが、みずほ銀行の場合800万まで利用可能なため、冠婚葬祭などの突然の出費にも利用でき非常に便利です。

返済は毎月2,000円からでもOK

返済方法は、残高スライド方式で口座引き落としが可能です。

毎月2,000円からでも設定可能で、追加で返済したい場合にはATMで簡単に返済可能です。

繰り上げ返済手数料もかからないため、返済できる場合はどんどん返済していった方が良いでしょう。

さらに、みずほマイレージクラブに入会済みで月末にカードローンの借入残高があればATM時間外手数料・利用手数料が無料で利用可能です。

借入も返済も、みずほ銀行や提携金融機関のATMでは手数料0円で利用できるため利便性は高いといえます。

みずほで住宅ローン借入があると金利は安くなる

みずほ銀行の住宅ローンを利用していると、さらに金利は安くなります。

出典：みずほ銀行

基準金利より年0.5％も引き下げされるため、まとまったお金が入用の時には重宝します。

みずほ銀行に関するQ＆A

みずほ銀行に関して、よくある質問をまとめました。

参考になる部分も多いかと思いますので、一読してから申し込みを検討してみましょう。

ATMで入金する際、預入れの限度額はいくらですか？

利用しているカードの種類や利用するATMによっても限度額が異なります。

【引き出しの限度額】

【振替・振り込みの限度額】

ATMで硬貨入金できますか？

ATMでの硬貨入金は可能ですが、利用するには制限があります。

制限内容は以下のとおりです。

また、窓口で入金する場合は手数料がかかりますので、100枚までならATM入金を利用しましょう。

利用可能時間は平日8:45〜18:00で、ATMコーナーの営業時間内となります。

カードローンの増額はできますか？

増額するためには、改めて増額申請をして審査を受ける必要があります。

新規申し込み時とほぼ同内容の審査となり、おおよそ2〜3営業日程度で審査結果がでます。

みずほ銀行の通帳を再発行するときに手数料はかかりますか？

通帳を再発行する場合は、手数料が1,100円かかります。

ただし、磁気不良の場合、再発行手数料はかかりません。

紛失した場合などは、みずほダイレクトからも再発行の手続きが利用可能です。

みずほ銀行のまとめ

みずほ銀行の口座は利便性が高く、条件をクリアすることで手数料も安く利用できるため使いやすい口座であるといえます。

一方で、預金口座に関しては利息が非常に低いため、大手銀行とほぼ同水準ではありますが資産運用の観点からは期待できません。

みずほ銀行のおすすめなサービスとしては、カードローンが挙げられます。

みずほ銀行カードローンは、最高借入額が800万円と高額でありながら利息も安いためまとまったお金が必要な時に心強い支えとなります。

自分がどういった目的で口座開設するのかも含めて、よく検討してみましょう。