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REITのメリットやおすすめ銘柄を紹介!REITならではの魅力も詳しく解説!

REITとは、「不動産投資信託」とも呼ばれる投資商品で、運用機関が多くの投資家からお金を集めて、幅広い不動産に投資するものです。

自分自身で不動産を行う場合、数千万円の資金が必要になりますが、REITであれば少額から不動産投資を行うことが可能です。

こちらの記事では、REITの特徴やメリット、投資商品としての魅力などを紹介していきます。

REITに興味がある方に役立つ内容となっているので、ぜひ最後までお読みください!

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そもそもREITとは?

REIT_おすすめ

REITとは、不動産投資を専門で行う会社(不動産投資法人)が多くの投資家からお金を集め、投資家に代わって幅広い不動産に投資を行う仕組みです。

REITは投資信託の仲間で、証券取引所に上場されているため、株式と同じように「成行注文」「指値注文」で購入することになります。

不動産投資で得られた家賃収入や売却益などの利益は各投資家に分配され、保有口数が多い投資家ほどもらえる分配金も増えることになります。

投資先となる不動産は幅広く、オフィスビルや商業施設、マンションなどが該当するため、手軽に幅広い不動産へ投資できる点が魅力です。

REITの種類には何がある?

REIT_おすすめ

REITと一口に言っても、様々な種類の商品が存在します。

様々なREITの商品と特徴について解説していくので、自分の価値観にあったREITを探してみてください。

REITの種類には何がある?
  • 単一用途特化型REIT
  • 複数用途型REIT

単一用途特化型REIT

単一用途特化型REITとは、特定の用途で用いられている不動産に投資するREITで、具体的には下記のようなREITが該当します。

REITの種類 特徴
オフィスビル特化型 オフィスビルへの投資へ特化している。賃料・稼働率ともに安定しないが、好景気の時は高い利回りになるメリットがある
住宅特化型 住宅用の不動産へ投資する。東京、大阪、名古屋、福岡などの都市部に投資をしており、景気に左右されにくいメリットがある
商業施設特化型 ショッピングモールなどの商業施設へ投資する。好景気の時は高い利回りになるメリットがある
物流施設特化型 物流倉庫などに投資する。ネット通販の普及によって需要が高まっており、賃料・稼働率ともに安定している上に将来性は高い
ホテル特化型 ホテルへの投資に特化している。オリンピックなどのイベントがある時期や好景気の時は高い利回りを期待できる一方で、不景気の時は低利回りになる
ヘルスケア特化型 高齢者向け住宅などに投資する。高齢者に伴って需要が増えており、成長が期待できる。賃料・稼働率ともに安定しているものの、まだ歴史が浅く規模が小さい点が特徴

上記のように、様々なセクターへ投資するREITがあるため、社会情勢や経済状況をイメージして投資する必要があります。

単一用途特化型REITは分散投資ができないため、後述する複数用途型REITよりもハイリスク・ハイリターンな投資です。

特に、オフィスビル特化型やホテル特化型など、景気の影響を強く受けるセクターへ投資する際には要注意と言えるでしょう。

複数用途型REIT

複数用途型REITとは、投資対象の用途が2種類以上あるREITのことで、「複合型REIT」「総合型REIT」に大別されます。

複合型REITの特徴

「オフィスビルと住宅」「ホテルと物流倉庫」などのように、2種類のセクターの不動産を投資対象とするREIT。単一用途特化型REITとは異なり投資先が分散されるため、リスクが軽減できる。

総合型REITの特徴

「オフィスビル・ホテル・商業施設」「住宅・オフィスビル・物流施設」などのように、2種類以上のセクターの不動産に投資するREIT。方法です。複合型REITよりも投資対象が多いため、よりリスクを抑えたい方におすすめ。

上記のように、それぞれのREITに特徴があるため、自分のリスク許容度や投資に対する価値観などを鑑みて決めると良いでしょう。

リスクを取って積極的に運用したい!

という方は単一用途特化型REITが有力な投資先となりますが、

できるだけリスクは抑えて不動産投資したい

という方は、総合型REITと相性が良いと言えます。

おすすめのREIT

REIT_おすすめ

それでは、おすすめのREIT商品を具体的に紹介していきます。

投資初心者の方にもおすすめできるREITをピックアップしたので、参考にしてください。

REITのおすすめ銘柄
  • eMAXIS Slim国内リートインデックス
  • eMAXIS Slim先進国リートインデックス
  • NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
  • ダイワ上場投信 東証REIT指数
  • One ETF 東証REIT指数

eMAXIS Slim国内リートインデックス

eMAXIS Slim国内リートインデックスは、「東証REIT指数」に連動するインデックスファンドで、100円から購入可能です。

ファンドが設定されたのは2019年10月と歴史が浅く、設定来のリターンは「-3.58%」となっています。

リターンはマイナスになっていますが、コロナショックで不動産全体が不調だった時期なので、過度に心配する必要は無いでしょう。

低コストで日本国内の幅広い不動産に分散できるREITに興味がある方は購入を検討すると良いでしょう。

投資商品の種類 投資信託
信託報酬(税込)/年 0.187%以内
購入できる主な証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券など

eMAXIS Slim先進国リートインデックス

eMAXIS Slim先進国リートインデックスは、「S&P先進国REIT指数」に連動するインデックスファンドで、100円から購入可能です。

日本を除く先進国の不動産にまとめて投資できる点が特徴で、投資商品も投資エリアも分散が効いている点が大きなメリットです。

アメリカやもちろん、イギリスやドイツなどの先進国の不動産に投資するため、値動きが比較的安定しています。

信託報酬も高く、設定来の運用成績も「13.13%」と優れているため、REIT投資の際の有力な選択肢となるでしょう。

投資商品の種類 投資信託
信託報酬(税込)/年 0.22%以内
購入できる主な証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券など

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信も、東証REIT指数に連動したETFのインデックスファンドです。

設定来のリターンは「+193.88%」と非常に優れた運用成績を残しており、こちらも長期的に安心して保有できるREITと言えるでしょう。

毎年2月・5月・8月・11月に決算が行われ、毎年4回の分配金を受け取ることができ、信託報酬が非常に低い点も魅力です。

証券コード 1343
投資商品の種類 ETF
利回り 約3.3%2024年4月
信託報酬(税込)/年 0.155%

ダイワ上場投信 東証REIT指数

ダイワ上場投信 東証REIT指数は、「東証REIT指数」に連動するインデックスファンドです。

ETFなので、100円からではなく、口数に応じて最低投資金額が変わります。

設定来「+41.16%」という高い運用成績を誇っており、さらに信託報酬も0.155%と低いため、低コストで長期的な投資にも適しています。

毎年3月・6月・9月・12月に決算が行われるため、年に4回の分配金が支払われます。

そのため、コツコツと分配金を受け取りたいと考えている方とも相性が良いREITと言えるでしょう。

証券コード 1488
投資商品の種類 ETF
利回り 約3.4%2024年4月
信託報酬(税込)/年 0.155%

One ETF 東証REIT指数

One ETF 東証REIT指数も、東証REIT指数の連動を目指してETFのインデックスファンドです。

ファンドの設定日は2019年8月と歴史が浅いですが、設定来リターンは「+10.33%」と、優れた運用実績を残しています。

毎年1月・4月・7月・10月が決算月となっており、信託報酬も0.155%と低いため、余計なコスト負担が発生しない点も魅力です。

証券コード 2556
投資商品の種類 ETF
利回り 約3.6%2024年4月
信託報酬(税込)/年 0.155%

REIT購入におすすめの証券会社

REIT_おすすめ

次に、REITを購入するにあたっておすすめの証券会社を紹介していきます。

多くの証券会社が存在しますが、下記の証券会社から選べば大きな失敗は防げるでしょう。

REIT購入におすすめの証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • SMBC日興証券
  • 松井証券

SBI証券

REIT_おすすめ

SBI証券は、国内株式個人取引シェアNo.1を誇る人気のネット証券です。

REITの取り扱いがあるのはもちろん、様々な金融商品を低い手数料で購入できるため、投資家にとって非常にうれしいサービスを展開しています。

また、SBI証券ではイベントやオンラインセミナーを定期的に開催しているため、

投資に関する情報収集がしたい

と考えている方にも嬉しいポイントでしょう。

SBI証券の取引手数料(スタンダードプラン)
  • 5万円まで:55円
  • 10万円まで:99円
  • 20万円まで:115円
  • 50万円まで:275円
  • 100万円まで:535円

SBI証券のホームページはこちら

楽天証券

REIT_おすすめ

楽天証券も、SBI証券と並んで人気が高いネット証券です。

取引手数料は業界最安値で、また初心者でも使いやすい投資分析ツールを備えているため、多くの投資家から人気を得ています。

「iSPEED」というアプリをダウンロードしておくと、REITを含めてスムーズに取引できるため、有効活用しましょう。

国内株式手数料コースが「超割コース」の場合、取引手数料の1%が楽天ポイントとして還元されるため、投資をしながらポイントを貯めることも可能です。

楽天証券の取引手数料「超割コース」
  • 5万円まで:55円
  • 10万円まで:99円
  • 20万円まで:115円
  • 50万円まで:275円
  • 100万円まで:535円

楽天証券のホームページはこちら

SMBC日興証券

REIT_おすすめ

SMBC日興証券は、オンライン取引と対面取引から口座を選べるため、

ネット一本だと不安…

という方でも安心です。

「日興フロッギー」というサービスでは、100円から株式・ETF・REITなどの取引ができるため、まずは少額から始めたいという初心者の方でも安心です。

また、「キンカブ」というサービスでは、金額または株数を指定して100円から投資できるため、じっくりと投資経験を積みたい方におすすめできます。

REITも銘柄に関係なく100円から投資できることから、気軽にREITへの投資を行うことができます。

SMBC日興証券の取引手数料
  • 10万円まで:137円
  • 20万円まで:198円
  • 30万円まで:275円
  • 50万円まで440円
  • 100万円まで880円
  • オペレーターを利用する場合:約定代金の1.07525%(最低2,337円)

SMBC日興証券のホームページはこちら

松井証券

REIT_おすすめ

松井証券は、50万円まで買付手数料が0円という分かりやすい手数料設定をしており、初めて投資する方でも手軽に着手できる強みがあります。

しかも、25歳以下の方であれば約定代金に関係なく手数料が無料なので、若くから資産形成に励みたいという人を強力にサポートしてくれます。

また、ロボアドバイザーが投資家にとって最適なポートフォリオを提案してくれるなど、投資家をサポートする便利な機能が多くあります。

また、「投信サポート」を利用すれば、REITを含めて専門スタッフからアドバイスを受けることができるため、不明点があれば有効活用しましょう。

松井証券の取引手数料(26歳以上)
  • 50万円まで:無料
  • 100万円まで:1,100円
  • 200万円まで:2,200円

松井証券のホームページはこちら

REITのメリット

REIT_おすすめ

続いて、投資商品としてのREITのメリットを紹介していきます。

株式や債券には無い魅力が多くあるため、興味がある方はREITの購入を検討してみてください。

REITのメリット
  • 利回りの水準が高い
  • 株主優待がもらえるところもある
  • 少額で不動産投資ができる
  • 流動性が高く換金しやすい
  • 管理の手間が不要・コストも安い

利回りの水準が高い

REITは、他の投資商品と比較しても利回りが高いメリットがあります。

利回りの目安
  • REITの分配金利回りの平均:4%程度
  • 東証上場企業の配当利回りの平均:2%程度
  • 10年国債の利回り:0~0.1%程度

REITの利回りが高い理由として、「不動産投資法人が法人税を免除される」という点が挙げられます。

不動産投資法人が「利益の9割以上を配当として投資家に支払うと、法人税の支払いが免除される」という仕組みになっており、高い利回りが実現できているというわけです。

つまり、不動産投資で得られた収益のほとんどが投資家に分配される仕組みとなっているので、株式や債券よりも高い利回りとなっています。

REITは高い利回りができるため、

投資資金を全てREITで運用しよう!

と考えてしまう人も多いです。

しかし、投資の世界は「ハイリスク・ハイリターン」という原則があることを忘れてはいけません。

実際に、REITなどの不動産投資は不景気になると一気に収益が悪化するリスクを孕んでいることから、バランス良く投資することを意識しましょう。

株主優待がもらえるところもある

REITの中には、株主優待制度を導入しているところもあるため、「優待投資」に興味がある方にも魅力があります。

株主優待とは、分配金とは別にもらえる「企業からのプレゼント」なので、投資家心理としては非常に嬉しいものです。

例えば、下記のREITは株主優待を実施しているので、優待投資に興味がある方は購入を検討すると良いでしょう。

投資法人 株主優待
タカラレーベン不動産投資法人(3492) ヤマダホールディングスのお買い物優待券合計2,500円相当(500円相当×5枚)
 大和ハウスリート投資法人(8984) 宿泊優待券
ジャパン・ホテル・リート法人(8985) 宿泊優待券及びレストラン優待券各5枚
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人(3278)  ヘルスケア施設などの割引など

個別株投資とバランス良く組み合わせることで、リスクを分散しつつ優待を得られる点も、REITのメリットと言えるでしょう。

株主優待を上手に使うと生活費の節約にもつながるため、ぜひ様々なREITの優待を調べてみてください。

少額で不動産投資ができる

実物の不動産を購入する場合は数千万円の資金が必要となるため、投資初心者にとっては心理的ハードルが高いです。

しかし、REITであれば数万円程度で少額から投資できるため、心理的にも取り組みやすいメリットがあります。

5万円以下で投資できるREITも多くあるため、

まずは少額から試してみたい

という方も安心です。

流動性が高く換金しやすい

実物不動産を売る場合は、買い手が見つかって実際に売買契約を締結するまでに数ヶ月も時間がかかるのは珍しくありません。

しかしREITの場合は証券取引所に上場しており、多くの投資家が市場に参加しているため、株と同様に手軽に売買することができます。

つまり、「買った次の日に売却できる」流動性の高さもREITの大きなメリットと言えるでしょう。

売りたくても売れない…

という状況は大きなストレスになりますが、REITであればストレスを感じることなく売買できる魅力があります。

管理の手間が不要・コストも安い

REITは、不動産投資の専門家が幅広い不動産に投資してくれるため、投資家は手間暇がかかりません。

実物不動産に投資する場合は、エリアの取引相場や空室リスクなどを調べる必要がありますが、REITであれば自分で調べる必要が無いため、投資にかかる時間的コストは非常に低いです。

REITは素人の個人投資家が物件を選ぶよりも、圧倒的に運用成績も信頼できる上に、物件管理のコストがかからないため、手軽に投資できる点も大きなメリットでしょう。

さらに、年0.2%程度の信託報酬で投資できる優良な商品も多くあるため、経済的コストも抑えられるメリットがあります。

このように、投資初心者でも気軽かるコストを抑えて不動産に投資できるのは、REITならではの魅力です。

REITと他の商品の違いを比較

REIT_おすすめ

REITは、他の投資商品と比較しても違いが多くあります。

他の投資商品との違いを把握した上で、「REITにいくら投資するか」判断しましょう。

REITと他の商品の違い
  • REITと実物不動産の違い
  • REITと株式の違い
  • REITと投資信託の違い

REITと実物不動産の違い

REITと実物不動産は、「不動産投資」という面では同じですが、投資のやり方が大きく異なります。

REIT 一般的な不動産投資
投資金額 数万円から投資できる 数百万円~数千万円
所有形態 投資法人の証券を購入する (投資家に所有権は無い) 投資家が所有権を有する
運用主体 不動産投資法人 投資家自身
換金性・流動性 高い 低い

REITは数万円程度の少額から、気軽に幅広い不動産へ投資ができるメリットがあります。

1つの投資商品を購入するだけで、世界各国の不動産へまとめて投資できる点は、実物不動産との大きな違いです。

また、実物不動産は自分の好きなタイミング売れるとは限りませんが、REITの場合は流動性が高く、好きなタイミングで売買できます。

このように、同じ不動産投資でも、それぞれ特徴が異なることが分かるでしょう。

REITと株式の違い

REITと株式も、投資商品としての性格は異なる点が多くあります。

REIT 株式
投資対象 不動産投資会社 株式会社
買付価格 投資口価格 株価
インカムゲインの種類 分配金 配当金
換金性・流動性 高い 高い

REITは、居住用住宅やオフィスビルをはじめ、様々な収益不動産が投資対象となっていますが、株式の投資対象は「株式会社」です。

つまり、株式投資の場合は上場している全ての会社が投資対象となるので、投資先も非常に幅広いです。

REITも株式も、値上がり益(キャピタルゲイン)と配当・分配(インカムゲイン)を狙える点は共通しており、「利益を得る方法」は似ていると言えるでしょう。

REITと投資信託の違い

REITは「不動産投資信託」とも呼ばれる通り、投資信託の一種です。

しかし、REITは株式のようにマーケットが開いている時間であればリアルタイムで売買できる一方で、投資信託は1日に1回決まる「基準価格」をベースに売買します。

しかし複数の投資対象に投資する投資信託のような性格も持ち合わせており、主な違いは「投資対象」と「最低投資金額」です。

REIT 投資信託
投資対象 不動産投資会社 株式や債券、不動産など様々
最低投資金額 数万円 100円から購入可能
売却 1口単位 1円から可能
換金性・流動性 高い 高い

いずれも、手軽な金額から投資できるため、初心者向けの投資商品と言えます。

REITは不動産に特化した投資信託である一方で、投資信託は不動産以外の様々な資産に分散投資できるという点は抑えておきましょう。

また、リアルタイムで売買する株式のような性格も持ち合わせている点が違います。

投資信託は1円単位で売却して現金化できることから、現金化の融通に関しては投資信託に分があります。

REITの注意点

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多くのメリットや魅力があるREITですが、投資するに当たって注意するべき点も存在します。

REITの注意点について解説していくので、実際に投資する前に必ず押さえておきましょう。

REITの注意点
  • 景気の影響を受けやすい
  • 分配金にブレがある
  • 建物の損壊リスクがある

景気の影響を受けやすい

そもそも、不動産という投資商品は景気の影響を受けやすい特徴があります。

例えば、不景気になると空きテナントが増え、ホテルの利用が急減するなど、不動産収益にマイナスに作用します。

REITは投資対象が不動産に限定されているため、投資先の不動産が分散されていたとしても、景気の影響を強く受ける点は知っておきましょう。

REITは利回りが高いから多くの資産を投じよう!

というスタンスでいると、不況時に大きなダメージを受けてしまうため、要注意です。

分配金にブレがある

分配金は不動産の収益から投資家に分配されるため、そもそも収益が上がらなければ分配金も少なくなります。

つまり、毎年一定の分配金が安定して受け取れるわけではなく、毎年ブレがある点も押さえておきましょう。

もちろん、赤字の場合は分配金が出ないこともあるため、分配金をアテにしすぎるのはおすすめしません。

購入時には分配利回りが高くても、未来を保障してくれるわけではないため、しっかりと購入前に投資先を調べることが重要です。

建物の損壊リスクがある

不動産ならではのリスクに、損壊リスクがあります。

地震などの自然災害で投資対象の物件が損壊すると、収益源を失うことになるため、REITの価値を大きく損ねてしまいます。

特に、日本は自然災害が多く発生する国である以上、損壊リスクは無視できません

自然災害資産を失うのは抵抗がある…

という方であれば、長期的に安心して保有できる債券や、債券に投資する投資信託を選ぶと良いでしょう。

REITに関するよくある質問

REIT_おすすめ

最後に、REITに関するよくある質問を紹介していきます。

実際に購入する前に、多くの投資家が抱いている疑問をチェックしておきましょう。

REITに関するよくある質問
  • REITは必ず儲かりますか?
  • REITはNISA投資もできますか?
  • REITで得た利益に税金はかかる?
  • REITに投資するメリットは?
  • REITに投資するデメリットは?

REITは必ず儲かりますか?

「必ず」儲かるわけではありません。

そもそも、不動産に限らず投資にはリスクが伴うため、必ず儲かる投資商品は存在しません。

REITはNISA投資もできますか?

REITはNISAでも投資できるため、NISAも併せて有効活用することをおすすめします。

NISA口座で投資すれば、最長5年間毎年120万円まで非課税で投資できるため、利回りの高いREITとも相性が良いです。

REITだけでなく、株式もNISA口座で投資できるため、投資をしている方であればNISAを利用しない手はありません。

REITで得た利益に税金はかかる?

REITで得た利益は、他の投資商品と同様に20.315%の税金が発生します。

分配金やREITを売却したときに利益が発生している場合、証券会社が源泉徴収をする仕組みです。

NISA口座であれば、利益に対して税金が発生しないため、投資のパフォーマンスを高めるためにもNISA口座は有効活用しましょう。

REITに投資するメリットは?

REITには、下記のように多くのメリットがあります。

  • 少額から不動産投資できる
  • 高い利回りが期待できる
  • 流動性が高く、換金が簡単
  • 株式と組み合わせればリスク分散になる

投資経験者でも初心者でも少額で気軽に投資できることから、魅力的な投資商品と言えます。

多くのメリットがあるので、興味がある方は購入を検討してみてください。

REITに投資するデメリットは?

不動産ならではのデメリットとして、空室リスクや災害リスクが挙げられます。

不動産収入の減少要因が起こると、投資のパフォーマンスが落ちて投資家が享受できるリターンも減る点は知っておきましょう。

また、不動産投資は「ハイリスク・ハイリターン」なので、元本が毀損してしまう可能性がある点も押さえておきましょう。

REITのおすすめまとめ

様々な投資商品がある中で、REITは利回りも高く手軽に不動産投資ができることから、多くの魅力があります。

「投資信託のREIT」「ETFのREIT」があり、ややこしい部分もありますが、低コストで長期的にリターンを狙える点はもREITのメリットです。

本記事で紹介した証券会社を利用しておすすめのREITを購入すれば、便利なツールを保有しながら低コストでREITを保有できるため、ぜひ口座開設とREITの購入を検討してみてください。

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